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2009年5月30日 (土)

庶民たちの改革開放 『中国 夢と流転 』 -今週読んだ本

Syominntati_no_kaikoukaikaku  中国に関する本ばかり読んでるんですか?

 と、訊かれたことがあるが、そんなはずがない。

 本は好き、何でもよく読む、それで困ってる?私は対して困って

 ないが家人が困ってる。本は借りても、貰っても、買っても読むが

 どうしても買う。買うと増える。増えると家人の困ったも、増える。

  中国の本も多いので困ったものだ。全体では三対一くらいの割合で、小説や

  なんでもかんでも読んで、一の割合で中国関係書を読む。それはもちろん興味

  もあるが半分は勉強のためもある。此処での紹介は中国関係本に限ってとり

  あげている。それも全ては無理だ。

   今週読んだ本は、庶民たちの改革開放、のうたい文句に惹かれて読んだ。

  NHK出版の本でして、著者もNHKの方らしいので、この本目の付け所は

  いいのですが、ちょっとどっか行儀が良すぎて、もう一歩突っ込めばいいのに、

  と思わないことはないが、番組取材で知り合った人たち(庶民)のその後を

  追う形で、夢を持って都会にあるいは別の街へ、環境へ出かけていった人たち

  の記録ですが、

   人は誰も昨日よりも今日が、今日よりも明日が、好くなるように願い暮らして

  いる。社会はその要求に応えるべく整備し、その機会を与えなくてはならない。

   そして、普通の庶民が出来ることは限られている。そんな人たちにあるのは

  唯一自分の体だけ。資本は体、そして自分の時間。他は何も持たない人たち

  時代に翻弄されるそうした人たちの本人達が見えていない部分を私たちは

  ある程度客観的に見えてはいるが、手を差伸べることもできないし、そう

  すべきでもない、とするなら、わたしたちはこの本を読んで、自分達の過ごし

  方を見ればよいのだろうか、それとも中国という国の矛盾を見ればいいのだ

  ろうか。

   後半、改革開放発祥の地を尋ねる、という全くNHK的手法でこの本は

  締めくくられているが、新聞やテレビ媒体では扱いづらい部分が、

  本はそれらを乗り越えて、題材に出来るという点で素晴らしい。

   だから、どうしても映像媒体よりも活字の媒体の方に重きをおくことが多く、

  最初の話に戻るが、本が増える。

   でも手を伸ばした先にある本は、遠く離れた知らない街の知らない人の

  そんな生活まで、想像力さえあれば隣にでもいるように知らせてくれるんですよ

  旅も好きでさんざん中国へも行ってますが、それでも今回の本でも

  改革開放の始まった街、鳳陽県や小崗村の様子まで伝えて貰えるんですから

  本はありがたい。

  

中国 夢と流転―庶民たちの改革開放

買ったきっかけ:
中国の庶民の今を

感想:
追跡取材のようです。映像では足りない部分を補ってます。

おすすめポイント:
中国改革開放の発祥の地の今が。

中国 夢と流転―庶民たちの改革開放

著者:角 英夫

中国 夢と流転―庶民たちの改革開放

   

 

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