映画 レッド・クリフ 赤壁 完結編 を見る。
テレビのスポットコマーシャルも目にすることが多く、
そちらでもお金をかけているようですし、
先日、日曜日には レッド・クリフ Ⅰ が 早々と
テレビで放映されています。
テレビのレッド・クリフⅠについて先にちょっと・・・
いやー、いろいろご予算とかあるでしょうが、私はこのⅠを見て、
ガッカリ。悪いですが、もうちょっと、声優さんを選ぶ時あのできましたら、
役者さんの声に近い方を選んでいただけないものかと。
どの役者さんも声が合ってません。結構これって大事で、私などは
それが気になって映画に集中できません。声優さんもたくさんいらっしゃる
でしょうから、余り声の離れていない方さえ選んでいただけば、セリフ回し
なんかは逆にその人の個性でやってもらっても、台本を読むだけでしょうから
口ぱくにあってりゃいいのであって。声のトーンとか質とかは、その役と
それを演じた役者さんのかなり大きなウェイトを占めてますので、ここを
余りかけ離れた方がやられると、映画そのもののイメージさえ変わってしまい
私にはいけませんでした。
どうせ誰かが声を担当するのですから、それでした、声質重視で声優さんを
選抜して下さいませんかね、と切実に思いました。
もう一つ、ほんとうはもっともっとあるのですが、テレビですから、そうそう
文句も言ってられないので、あと一つだけ。
Ⅰも2時間を越える上映時間なんで、当然テレビはCMの分も考量して
カットされることは事前のお約束みたいなもですから、構わないのですが、
このカットする部分も矢張りそのテレビで扱う人の好みなのか、考えなのか
そんなものは出るのでしょうね、意外に大切なシーンを飛ばしたりもするんです
が、伏線の部分は矢張り後半活きて来ますので残しておいてやって欲しい
ですよね、こちらはでも難しいですかね、派手な戦闘シーンとかそんなんのも
映像としては売りなんで、そこも使いたいのはわかるんですが・・・・。
というのが、レッド・クリフⅠのテレビ放映に関する私の不満というか、何か
勿体ないナァ・・と思う、そんな点です。折角放映するなら、そして同じ手間を
かけるならこの辺がどうも・・・。他の映画は知らないですよ、私はたまたま
中国映画を少しだけマメに見ているというだけのレベルでして、映画そのもの
に詳しくありませんし、映画産業そのものに至っては全く知りません。
さて、レッド・クリフⅡですが、
こちらも実は私は中国発売のDVDで、日本公開の大分前からもうこの映画
自体は早くに見てました。
それでも、公開になったら一応映画館でも見なくてはと、律儀にも映画館へも
行って来ましたよ。
お客さんも入ってました、函館のような地方映画館では。
テレビのレッド・クリフ上映への不満を言ってたら長くなってしまいました、
明日に続きそうです。ハッハッハー・・レッド・クリフと同じだ
丁度好いところへやってきたら、「続き」なんて!
結論だけ先に。
こうした歴史ものに題材を採る宿命ですが、
どこまで原作を活かし、どこまで独自のものを中へ入れるかの問題が
この「赤壁レッド・クリフ」(三国志)を決めた時にもうそれは監督の頭の中に
あるはずでして、ですから、この監督はあえてそれを承知でこの題材を
選び手をかけてので、その点ではこの監督のお手並みについてアレコレ
言うのは、野球が終わったあとの解説のようでイヤなんですが、
この映画、映画ファンにとってはどうで、三国志ファンにとってはどうで、
それぞれの役者のファンにとってはどう・・・
と、相当分けれそうですね。
私個人は、この映画の締めくくりにはちょっとガッカリかな、
その話はでは、明日又、
明天再説。
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