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2009年3月 6日 (金)

朝三暮四 か? 定額給付金

 中国・宋の時代にサルを飼う狙公ジュー・ゴンという人がいた。

 大体この狙ジューそのものが中国語では元はサルの意味でして、

 サルが獲物をねらうその様子から、「狙う」の字と関係してるのかも、

 それはともかく、

   この狙公は、サルを可愛がり、沢山飼ってた。

   そんな狙公が経済的理由でというか金回りがよくなくなり、

   貧乏になった。そうなってはサルの餌代にも事欠くようになる、

   そこで、サルにドングリを朝に三つやって、夕方に四つやろう、

   とサルに言ったところ総すかんをくらい、

   では、朝に四つにして夕方三つにしてやろう、と言ったら

   サルは喜んだ、というんですな、

    この故事から「朝三暮四」といわれてます。

  中国語の勉強のためにも正確を期すためにも原文を

  以下入れておきましょう。

   宋有狙公者。愛狙養之成群。能解狙之意、狙亦得公之心。

   損其家口、充狙之欲。イ我而匱焉。

   将限其食、恐衆狙之不馴於己也。

   先誑之曰、与若芋、朝三而暮四、足乎。

   衆狙皆起而怒。

   イ我而曰、与若芋、朝四而暮三、足乎。

   衆狙皆伏而喜。物之以能鄙相籠、皆猶此也。

   聖人以智籠群愚亦猶狙公之以智籠衆狙也。

   名実不虧、使其喜怒哉。

  が全文なんですが、

   難しすぎますね。

   最後の行を漢文調読み下し文にしますね、

   名実虧(か)けずして、それをして喜怒せしめるかな。

   と読みます。まだ難しいですね。

   つまり名と実をかけない、かわらないのに、

   それでもって、喜んだり怒らせたりする。

   と言ってます。

   名がかわれば、それに一喜一憂して、本来の姿が見えなくなりますよ、

   と言ってます。

    今回の定額給付金、何となくそんな感じが。

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コメント

狙公の定額給付金、
朝三暮四(ちょうさんぼし)
か。
さるほどね、一喜一憂…。

函館日中さん、
一句投稿、こちらにもどうぞ!
イランカラプテ川柳

投稿: 美幌梅山 | 2009年3月 7日 (土) 20時25分

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