食品安全法成立
中国でいま日本の国会にあたるといわれている全国人民代表者大会
常務委員会が開かれ、そこで「食品安全法」が議決された、というニュース。
会議(全人代)そのものは、この五日からですが、それに先立つ
委員会での議決。
中国の食の安全に関する問題はここ数年ますますその大きさを増し、
いまや中国国内ばかりか世界中に波及していますので、かなり注目されて
おりました。
可決されるのは、当然というかもう当り前のことでして、そのこと自体が
ニュースになるようなことではないのですが、
逆に考えると、今までこれにあたる「食品の安全」に関する、専門の法
が中国にはなかった、ということですね。
まぁ、事件となればその他の法律、刑事法やその他で対処できますから
食品そのものに対する今回は特別な法令を作ったということんでしょう、
これまでも、実はそうした問題が無かったわけではありませんので、
こうした食品の問題が起きるたびに、この問題に限らずでしょうが中国は
かなり厳しい罰則で、臨んではきています。それは厳罰に処すという意味
では、そうとう厳しいのですがそれでもなかなか無くならないのは、厳罰で
歯止めは利かなかったんですね、
ところが、そうした発覚した時にうけるよくいう言われ方のリスク、よりも
そんなことも構わずに、贋物をつくったり、危ない薬品を使う業者が後を
たたなかった、
厳罰でもダメ、管理も難しい、
そうはいっても国として姿勢は示さなくてはなりませんし、
国内でももうほってはおけない、
そこで「食品安全法」ときちんとした態度を示そう、
というのが今回の取り決め。
上に政策あれば、下に対策あり、
という中国の言葉が引き合いによく出されますが、
この問題もう少し、書きたいので続き、ということで、
尻切れトンボですが、明日又。
明日見!
中国全人代
常務委員会
の様子
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