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2009年3月 7日 (土)

中国食品の問題『中国ニセ食品のカラクリ』今週読んだ本

Tyugoku_nisesyokuhinn  一昨日から全国人民代表者会議が始まった。

  其のことは先に少し書いた。

  この会議に先立ち、「食品安全法」が成立した、

  ことも前に書いた。

   全人代会議の全体会議、政府報告は

  経済政策一辺倒だ。これはしょうがない、世界的にどの国も

  経済をどう立て直すかが急務のようだ。

   その中国経済の成り行きを世界中が注目している。

   で、全体はそうですが、部会や様々な小さな会議でこの食品の

 問題も話し合われていると思うのですが、是非今こそ真剣にこの

 問題に取り組んでもらいたいもの。

  「食品」は他のものとを分けて考えて取り組んでもらいたい。

  更に言えば、私個人としては「食べ物」そのものに関らずそれに

  付随する「調味料」とか「調理器具」とか「食」に関するところまで

  包括した安全性を考えて貰えないかナァ~と願ってはいる。

  そんな思いで前に買って読んではいたが、今一度この本を手にした。

  『中国ニセ食品のカラクリ』と題してますが、残念ながら私の見た限り

  ではこの本、「カラクリ」までは書いてないんですね、

  中国であったそれぞれの、ニセ食品に関る事件が紹介されています。

  それは、国外に報道されなかったものもありますので、その意味では

  著者の取材力といいますか、現地へも出向いて実際はどうなのかを

  何点かは検証しています。

   でもそれは、現象であって、「カラクリ」を紹介はしてくれない。

   例えば、昨年でしたか中国の鍋から有害の物質が検出された、

  とのニュースがあったとしますね、

   これ、食品とは直接関係ないのですが、食べるために使う道具として

   食品と切り離せません。ここらにも突っ込んで欲しかったですね。

   で、この鍋に何故に業者はこの物質を入れるのか、

   それによってこの業者が得をする経済効果は何か?

   それを入れなければ売れないのか、それはある工程を省けるのか、

   それとも管理しやすくなるのか、

   など、現場の論理があるはずです。多分多くは経済的な理由でしょう

   それで省ける経費、労力、管理費、或いはそれで見栄えがよくなり

   売れる?売る側の論理は何か。売る側は何を求められているか。

    その上で、この化学物質を使うことなったいきさつ、何故定着したか、

   日本の輸入業者はそれを知っていたのか、

   買い手である日本の業者の論理は何か、何を求め、何を売りにしてるのか

   そして、買う側はその価格が魅力だろうが、よしんばその物質が含まれて

   いることをパッケージに明記されていたところで誰がそれがすぐに

   有害と認識できるであろうか。

    これこそが全体の「カラクリ」ですね、

    その辺の「カラクリ」を書いた欲しかったですね。

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