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2009年3月 3日 (火)

食のモラル を考える、中国「食品安全法」の続き

 昨日の、この5日からの中国・全人代の会議に先立ち

 食の安全に関する「食品安産法」が決められた、との続きです。

  それで、その会議、中国・全人代に向けていよいよ首都・北京は

 中国各地から、代表者たちが駆けつけているようです。

F20090302095849006491 この会議の模様や、消息はこの後

 新聞紙上やマスコミでも取り上げるでしょうから

 どうぞ、そちらを注意して見て下さい。

 さて、昨日の続きです。

 結論から先に言います。この食の問題は、というかこれ以外にも

 様々な部分は、わたしは実はこうした問題はモラルにあると思ってます、

 モラルは中国語になおすと、「道徳」となります。「徳」を説いては、中国

 が先輩なのですが、どうもその先輩がいけません。もちろん日本でも偶に

 そうした問題は起きてはおりますが。

  「徳」では上手くゆかないので「法」で縛ろう、というのが今回の動き。

 それだけでも残念なのですが、この「法」がまた守られない。どんなに、

 「法」をきつく厳しくしても「徳」がなければ、「法」をどう逃れるかの話で、

 「徳」があればそんな「法」など必要ない、

  といったようなくらいの勉強は中国は実は永い歴史の中で何度も

 学んで来てはいるのですが、経済至上主義になったものですから、

 お金に眼が行きがちです、これは全地球的にそうではありますが、

 これまでお金に全くといっていいほど関係してなかった、中国のここ

 数十年の歴史が一時にその呪縛を解いたもので、一気に爆発して

 しまいました。このエネルギーはまだこの先少し続きそうです。

  ですから、多分まだこの先こうした「法」ができたところでまだこの問題

 そんなに簡単に解決するとは思えませんね。誰も思ってないでしょうが。

  この問題、日本だけではないのですが、中国は今世界各国に

 盛んに輸出してますので、世界の問題ですが、日本が圧倒的に大きな

 問題を抱えています、次がアメリカですね。

  そうしてみると、では韓国と中国の問題が少ないのは何故か?

 これは考えるに値します。韓国への中国のものの流れが日本と違ってる。

 距離から言えばもっと比率が違っていいはずです。

  ここから見えてくるのは、日本の消費のあり方、食に対する姿勢、

 消費活動の違いです。

  長くなりますのはしょりますが、言いたいのは、

  消費者としての日本が、もうちょっと考えなくてはならない、ということです。

  ただ、その現象があらわれた時に大騒ぎするばかりではダメで、

  日本の食に関る商社や貿易会社が中国の食の生産者をそこに追い込んだ

  面もあるということを反省し、

   その、商社や対中国に関る貿易会社を、日本のわたしたち消費者は

  ある意味一緒にそうしてきたことを見直さなくてはならないでしょう。

   その上で、消費者・消費国として、生産者・生産国に対して求めるものを

 キチンと示していかないといけないのでは。

  中国を旅していたり、中国の友人達を想いうかべると、

  「徳」を持った人は割り合いに多いので、こうなるのは残念ですが

  全体の「徳」をあげることに中国も力を注いで欲しいものです。

    是非、この食の問題は本当に他のものとはまた別に考えてもらいたいです。

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