『 西遊記 動物園 』 動物学的に見る西遊記。今週読んだ本
毎週一冊とりあげておりますが、ここで取り上げるのは中国関係の本
ですが、別に中国関係の本だけを見ているわけではありませんので、
何冊かいろいろな本を読んだ中の、中国関係本ということです。
時間があるせいもあるでしょうし、根っからの本好きですので、毎週
そうですね、必ず数冊は見ています。その中に必ず中国関係の本は入ってます、
入らないことはないですね、それ位興味の対象があるということでもあり、また、
それに応えれるだけの出版点数が中国関係図書として出ているということです。
ですが、今回もそうですが、必ずしも新刊を紹介するという意図はありません。
中国の本で、「三国志」「水滸伝」「紅楼夢」「聊斎志異」とそれぞれ熱狂的なファン
がいます。私も熱狂的ではありませんがそれぞれにファンです。
そして、「西遊記」ですね。
この取り上げた本は、作者の方が動物学者でして、その作者の目を通しての
「西遊記」は面白ですね。最初からこうした人は私達がみている「西遊記」をは
また別の眼で見ていますので、まるで違いますね。
北海道では今、旭川の旭山動物園というのが人気なんですが、
あれは、見に来る人間よりもこれまでは見られる側の動物を主体にしたらどうか
という発想の逆転ですね、
この本も同じです、最初に動物ありき、そうした眼でみたら、このストーリーは
どうなるのかという、発想転換です。
動物と人間の関係、中国における動物と人間、想像の中にある動物、
考えさせられることが沢山あって、楽しめました。
この先生この勢いで「聊斎志異」とか、中国の他の本に出てくる
動物もちょちょいと書いてくれないですかね。
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