『 雲南・食と文化 』 日本と中国の架け橋、--今週読んだ本
こんな本を読むとまたぞろ、行きたくなりますね
雲南へ。
中国50幾つの少数民族のうち、26くらいが
雲南省に居るらしいんですね。
立松和平の対談、
加藤紘一の文、
田中康夫の文、
が続くという面白い構成の本ですが、
この本、雲南料理レストラン
「御膳房」のファンにお願いしてるらしいですから、
こういう面白い取り合わせになっているようです。
ということで、当然後ろは雲南料理の話になってます。
「雲南」というタイトルがあるだけでもう魅かれてしまいます。
なんで”雲南”がそんなに好いかは難しいのですが、
私の場合でいうと、何故かこの地に入ると落ち着くんですね、
それは、何でしょうね全体の感覚みないなものなんですが、
発展とか、近代化のレベルで言いますとここよりもっと遅れてたり
ここと同じくらいのところは他にもまだあるんですが、こう、なかなか
上手く説明できない、その感覚的なものが、しっとりしていて”雲南”は
落ち着きます。
”雲南”自体も広いですから、それがまた、ここが好い、あそこが好い、
というのはあるのですが、全体にあの、雲南省に入ると感じられる
独特のものがあります。
わたしのような者の場合は、ほぼ自分のそうした感覚を確かめるために
こうした本や、映画や、さまざまな番組を好んで見ますが、
一度も雲南の地を訪れたことがない方は、一体どんな感じをおもちなのかは
分かりませんが、
私の場合は大概一方的に”雲南”がどんなに好いかを他人にも
薦めてます。
春節もすんで、”雲南”にもそろそろ春がやってきますよ、
それは、北国の春とは別の、おだやかなのんびりした春なんですね、
菜の花が咲き乱れる、そんな景色を遠く眺めながら、
半日くらいボンヤリしていたいものです。
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