中国瀋陽民族楽器小組 函館の一週間 12月11日 五日目
毎日、この団とほぼ朝から夜まで行動を共にしておりますので
流石に慣れてきました。お客さんの方も同じでしょうが、打ち解けた
とてもいい感じになって参りました。
五日目です。昨日は協会会員のお宅にホームスティ。
慣れてらっしゃるようですが、他の4人の先生
たちは始めての日本家屋に、興味があった
ようですが、「たたみ」を喜ぶんですが、そう
畳の部屋も少なくなりましたし、引き戸の家も少なくなってます。
というわけで、ホームスティ先から今日は午前中は全く予定がない
ので、買い物へ。
ショッピングの様子を写した写真がないのが残念。
ただし、そんなところを写真に撮ったところでさして面白いわけでは
ありませんが。先ずは、大型家電店へ。
函館ではそうそう大きなお店はないので、家電店もチェーンのお店
に限られてますが、残念ながら彼女らが欲しい、ホームビディオの
中国対応のものがなく、断念。札幌ぐらいまでは、最近では中国からの
というか、外国のお客様が多いので、お店側もそれに対応した在庫や
サービスが行き届いているようですが、函館ではまず、そういう商品が
あったにしても在庫がなかったり、対応がまだ外国の人に慣れてません
ので、一階きりのこうしたお客様に、いくらお店側がお店独自のポイント
をサービスしてくれてもこの人たちには意味がありません。
それよりも、現金で幾ら値引きになるかと、税の問題が、この人たちの
関心の的でした。
さすが、来日前に事前調査もしてるらしく、製品情報も詳しいですね、
欲しいものがハッキリしていて、こちらは助かりますが。
お昼は海鮮料理を食べに。すきだなぁ~、魚料理。それもナマの。
夕方、国際ホテルへ。
国際ホテル、木村コック長さんにお世話になりました。
中国からのお客様も「おぉ~!」とか
声をあげてましたよ。
かなり凝ったお料理に大満足の
全ての料理を、写真に収めました。
また、実はこの5人のお客様のうち、お一人
だけ、肉を食べない方がおられて、その人用に
になってるという、配慮までいただきました。
いや~、細かな心遣いをいただき、流石日本人?
との感謝のされ方でしたが、
外国での旅先での食事は結構、これでやっかいな
問題でして、個人差もありますが、全く現地の食事
で構わない人もいれば、数日そうした食事が続くと
ガマンできない、という方もおられるのと、同様、この方たちの食事も
いらっしゃる前はかなり心配しておりましたが、
美味しい、美味しいといって食べてくれるので、こちらも助かりました。
というわけで、この日のこの人たちの食事の話になってしまいましたが、
朝は、ホームスティ先で 純 和風朝食。
焼き魚、海苔、味噌汁、ご飯、お漬物、
(劉老師は納豆も大丈夫って言ってました。他の方は流石に納豆は
でも、みんな味噌汁が好き。意外でした)
昼は、海鮮料理店で、それぞれが、イクラやら、ウニやら、
ホッケの焼いたのや、で盛り上がってました。
(これはもっと意外でした。瀋陽は海はないので、多分ナマモノ
は駄目だろうと、肉屋に案内するつもりでおりましたので、)
夜は、オシャレな中華料理のコース。
(これは中国の方が意外だったかも知れません。
中華ではありますが、その料理法、飾りつけが人気でした)
交流は人と人の交流もさることながら、こうした食べ物関する
部分も意外に重要でして、いろいろ事前にこちらもアレがよかろう
とか、アソコへ連れて行こうとか、考えてはおるのですが、何せ
予想外のこともたくさんあって、事前に予定とは大幅に変わってますが
それでもなによりも来たお客様に喜んでいただけましたので、
よかったのでは。
それにしても、中国の人たちの変化にこちらもいろいろ認識を新に
しなければならないと、勉強させられました。
中国での「食」も大きく変わりつつあるようです。
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