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2008年11月13日 (木)

 中国 ・ 遼寧省 ・ 瀋陽市

 12月8日、函館へコンサートの為にお出でになる中国からのお客様は

 中国・遼寧省・瀋陽市から、いらっしゃいます。

  そこで、基礎知識として先ずは、瀋陽市を紹介しましょう。

 中国東北は3つの省でなってます。中国の「省」は日本の「県」にあたります。

 遼寧省・黒龍江省・吉林省の三省。

 それぞれ遼寧省は瀋陽市、黒龍江省はハルピン市、吉林省は長春市

 が省都(県庁所在地)となっております。

  遼寧省は、大連も抱えております。

  瀋陽市は北海道・札幌市と姉妹都市です。

  また、瀋陽市の位置はちょうど函館市と同じ北緯41度線上にあります。

 瀋陽市は内陸ですので、以外に寒さ暑さが、函館より厳しいです。

 よく、年配の方とお話しする時は、瀋陽市を奉天(ほうてん)と言って紹介

 します。私にとっての年配の方ですので、それなりに、その方が通りが

 いいことがあります。

   観光地ではありませんが、年間相当の日本の方が訪れるのは、

 大連・ハルピンを含めて、昔が懐かしいそうした年代の方たちの訪問先と

 なっているからでしょう。

  何度か訪問してますが、私が一番印象に残ってるのは、瀋陽の駅ですね。

  旧奉天駅

Chezhan_2 ガイドブックでわざわざ駅を取り上げるような本はないので

話題に余りのりませんが、あれ、日本人の設計でしょうねきっと。

新しい駅(北駅)だったかな?が素晴らしいビルディングでそちらの

Xinchezhan_2方がご自慢のようですが、私にはこちらは余り味気ないただの

大きなビル。

 上の写真の旧駅(今の現役ですが、殆どの主要な発着を

 新駅に移行してるようです)は、そのうち取り壊されちゃうんじゃないの。

   どっかで保存できないですかね。ついでですが、大連の側に旅順という街が

 あるんですが、ここの駅も味があっていいんですよね、小さな小さな駅で、

 大きなトラックがあれば積めそうですが、こちらも保存できないものかと、

 思い願ってますが、そんなことにお金を出す大金持ちいないですかね、どこかに。

  さて、この瀋陽市は重工業都市として多分今もあると思います。

  大きい街です、人口恐らく700万人に近いのではないでしょうか。

  意外?なのは、北のこうした街にも少数民族の人たちがいて、

  満州族とか、朝鮮族はもちろんのこと、シボ族という人たちにあったな。

   近代史で突然歴史上にこの街その名を馳せますますが、

   張作霖の息子、張学良の私邸や、この街にも北京と同じように故宮が

 あることは意外に知られてませんね。

  この故宮は、清の時代のものです。ヌルハチが住んだという、故宮は

 同じように(北京と)大政殿があり、小ぶりではありますが、それなりに

 見ごたえがあります。

Gugong 小ぶりではありますが、丁寧にみてると結構な時間

がとられて、約束に時間に遅れた想い出がある、

そんな故宮と、ここを出てすぐの通りに、果たして

時代がそんなに古いのかどうか、古めかしい建築が

連なる通りがありまして、そこはいにしえの時代に

 いるかのような錯覚を与えてくれます。

  SLファンには蒸気機関車陳列館もあります。例の?「あじあ号」がど~と

 いるらしい?ということで実際には行けなかった。

  瀋陽飛行場は国際空港ですので、韓国や日本からも便がありますが、

 残念ながら数年前まであった、札幌→瀋陽便は、今はなく、

 札幌→大連に変わりましたので、今回のお客様も、瀋陽から大連のでて

 大連→札幌(千歳)便でいらっしゃいます。

  また、数日前まで、劉 剛教授(今回の引率者)は、瀋陽市にある、

 日本領事館に足を運んで、漸く、ビザもおりたようです。

  チケットも手配済みです、

  あとは4人の演奏家は、只今来日を控え、猛練習中です。

  あと、25日!愉しみですね。

   

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