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2008年11月20日 (木)

揚琴 の  魅力

 中国民族楽器はどの楽器もそれなりに魅力があり、それぞれが個性があって

 楽しいです。だからこそ、数千年もの間、絶えることなく人々の愛されているの

 でしょう。

   今日は、揚琴(中国語読みは ヤン・チン)ようきんです。

  ヨウ・チンと呼んでおられる方がおられましたが、これは日・中混ぜこぜ読み

 でちょっとまずいので、ヤン・チンと覚えられて方がよろしいでしょう。

Yangqin  この楽器 ヤン・チンは私の理解では

 早い話がピアノの原型でして、

 ピアノは指で鍵盤を押せばその力が

 中へ伝わり、その弦を敲く位置を中で

 揚琴のバチにあたるものが、その弦を

 下から敲き、音がでて共鳴をさせるため

 にあのちょっと大そうにデカイ箱?が必要

 ということでしょうから、

 揚琴はそのピアノのシステムの部分が全部

 外に見えていてなおかつ、それを演奏者が直接、バチで弦を敲いている、

  という理解です。乱暴ですがそんな楽器と思っていただいていいのでは。

  (間違っていたら、ご指摘を)

  で、近代(1950年代)に入ってこの楽器は、やはりいろいろピアノほどでは

  ないにしても改良が加えられ現在の形になっているようです。

   ですので、ピアノにいろいろ種類があるのとおなじように、揚琴にもそうした

 大きさや、オクターブの広さやで、数種類あるようです。

  今回奏者がおもちになる楽器がどの型か私には分かりせんし、また、そこは

 かなり専門的なので、省略。

  でもまあ、この弦の数が想像以上に多いことはふれておきますか。

  弦が100本以上のものが基本にあるくらいですので、私の心配は、瀋陽も

  寒いのですが、会場によって、その湿度や温度様々な条件から調律が必要

 なのですが、100本以上を一本一本調律していったら、それだけで相当の

 時間が必要で、奏者はそうしたところは一体どうやってるのかなぁ、と

 単純に心配しています。

  バチは見たことはありますが、竹製だったと思います。実際に弦の当たる部分

 がちょっとハンマー状態になってまして、ここに何か播きつけて音の質を調整

 しておられるようです。

  音色は大体のみなさんがご想像なさるように、すこし高めの澄んだ音が基本

 ですが、これも奏法によっては時に抑え気味のとても沈んだ調子もとれたり

 幅広い楽器です。

  揚琴のナマの音はそれはハッキリとした、ここちよい音です。

  今回いらっしゃる于 海英(ユ  ハイ・イン)さんは海外で何度も演奏されてる

 ようですし、その演奏技術は相当高いようですので、愉しみしてください。

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