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2008年11月17日 (月)

二胡 の 魅力

  今回いらっしゃる、(12月8日コンサート)民族楽器が4種類ですが

 その中でも二胡が今は一番なじみがある楽器なんではないでしょうか。

Erhu  二胡は胡弓とも呼ばれたりしてます。

  前のページで話してますが、この「胡」と言う字が

  中国にとって、西域からのものを現わしてます。

   そうとう、長い歴史があるようですが、その数千年前

 の奏法といまのは全く別のもののようなことを書いてる

 本をみたことがあります。

   元の時代か、もっと明かもちろん清の時代には今の

  楽器と同じ奏法になったようです。

  そうした専門的なはなしより、私の関心はこの手の

  擦弦楽器といわれる、擦る楽器の音色ですね、

  ヨーロッパに伝わったのがバイオリンなんでしょうが、

  まず、奏法として他の楽器よりかなり難しい?はずです、

  音は誰でも出ますが、心地よい音を出すのが。

   二胡というと今ですとたとえば「ニュース23」の始まりのところの

  フレーズが二胡演奏ですが、(今もそうかな)

   或いは、女子十二楽坊を思い浮かべる方も多いのかもしれませんが

  少しこの哀調を帯びた音色でゆっくり奏でていて、それでいて

  早いタッチの奏法でも独特のものをかもし出します。

   何といっても、変わってるのは、弦が張ってあるその弦を跨いでというか

 挟んで弓があるという点でしょうね。

   意外にご存じない方が多く、二胡のあの弓は、手を離してもですから

  落ちませんね。

   で、その弓の内側と外側の両方を使い分けているわけです。

   その特徴を非常にうまく奏法に使っています。

   また、今回は二胡のなかでも多分、代表的なものをおもちになるでしょうが

  二胡そのものにも、数種類ある、と言った話を、

   明日また。

                               つづく。

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