この12月8日コンサートにいらっしゃる、中国・瀋陽音楽学院からのお客様
5名をお一人お一人紹介させていただきます。
先ずは今日は、今回の団長?というと何か大きな団のようですので、
4名の女性奏者を引率しておいでになる、劉 先生から。
劉 剛 リュウ・ガン とお読みします。
劉先生は 同じ遼寧省の丹東の人らしいです。ホームページがおありですので
そちらの資料から紹介させていただきます。
このお写真もそこに貼られてありました。お若い時のお写真の
ようです。
現在は、瀋陽音楽学院の教授でいらっしゃいます。
いろいろ音楽関係の役職にもついておられるようです、前に
すこし書きましたし、上のお写真でも分かりますように、彼は琵琶の名手でも
あります。遼寧省音楽家協会の理事や、琵琶専門委員会会長などなど、幾つかの
役員もされておられます。
世界中を訪問されておられ、各国で演奏活動もされておられます。
アメリカ・フランス・イギリス・アイルランド・日本・韓国・タイ・韓国・シンガポール
香港・マカオなどへこれまで出かけて演奏活動をされておられます。
賞もまた、かずかずお取りになっていて、ひとつひとつ紹介しているとその
名前を挙げるだけで、相当の数になります。(ホームページではこれに2ページ
以上も使ってます。)
私はこのコンサート実現の為、これまでず~と劉先生と連絡を取り合ってます。
便利な時代で、毎日のようにメールが来ます。(劉先生、何度も訪日してますので
すこしは日本語が出来そうですが??どうでしょう?お出来なるかどうか分かりません
し、お尋ねしてもいません。メールとなると日本語ソフトが劉先生のコンピューター、
電脳にも入ってないといけませんしね・・)
そのやりとりの量も、もう相当なものですが、流石大学教授で教養があるのは
当然としても、どうしてなかなかユーモアの有る方で、いろいろな国へ出てるから
そうなんでしょうねきっと。
先日ですね大変な事が起きました。彼らが乗る予定をしていた、国際線の
飛行機、既に予約も済ませていたのに、突然航空会社の都合のこの便が取り消し
となりました。それも、日も迫って、向こう側の都合での欠便が、電話で彼に知らせ
が有ったらしいです。さて、それからが大変です。スケジュールは既に全て組んで
動いてますから、これを変えずにそのまま実行するには、その前の便(3日前の)
で入るかルートを変更するかですね。3日前入りは安心ですが、その間の予定を
新に組む必要があります。その3日間を演奏者の4人の先生たちも瀋陽を留守しな
くてはなりません。大問題発生!! 話しをはしょって言いますと、
劉さんと二人でいろいろ相談した結果、ルートを変更し、一旦ソウルへ出てもらい、
ソウル→函館便を使っての、日曜日函館入りとしました。
これでも、日曜日の行動予定に多少の影響を余儀無くされますが、でも最少の
変更で済みます、ですが、そのチケットの変更手続き、ソウルでは一泊しなくは
なりませんので、その手配、こちらへ入ってからの計画変更、テンヤワンヤの
忙しさです。5人の移動と、楽器がありますので、その分も大変でした。
さてさて、いろいろあってどうにかその手配が無事すんで、ヤレヤレ。
そのあとに来た劉さんからのメールには、「中国語では”好事多磨”といいますよ、
こういうものです、大丈夫、どうです、スッタモンダのあげく、全て手配が終わって
みたら、ヤッタ~!!ってな爽快な気分が味わえたじゃないですか・・・」
と言ってきました。んん~、余裕あるな~この人。
”好事多磨”は日本語にも”好事魔多し”(好い事は邪魔がえてして入るもの)
と伝わってます。
ちょっと、ながくなっちゃったんで、
劉さんの琵琶の腕前の話をするスペースがなくなってしまいましたが、
前にも書きましたように、今回は劉先生は演奏者ではなく、リーダーとして
参りますが、なんとしてもその素晴らしい演奏を、コンサート当日みなさんに
聴いていただけるよう、お願いをして、出切れば劉先生独奏で一曲はお願い
しようと思ってます。
多分?大丈夫でしょう。
どうぞ、お楽しみに、そして、どうぞ会場でその演奏を実際にお聴きになって
その素晴らしさをご体験下さい。
明日は、二胡奏者の 張 明 さんです。
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