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2008年10月18日 (土)

民族楽器のルーツを学ぶ 今週読んだ本『シルクロードと世界の楽器』

  ちょっと、中国民族楽器の事を調べている、というか

  知りたいことがあって、いろいろ読んでますが、

  今週読んだのは、『シルクロードと世界の楽器』

   坪内 栄夫 著、 音楽文化の東西交流史

Sirukurode  を読みました。

  これがなかなかどうして面白かった。

 縦笛 からはじまって、尺八とリコーダーの変遷

 横笛 と ラッパ類の変遷、

 平琴類と堅琴類(ハーブ)の変遷では

  アイヌのトンコリを取り上げ、

  ばち弦楽器類の変遷では、琵琶からギターまで

  弦楽器でもバンジョーと三味線の一類

  胡弓とバイオリン の変遷

   などなど、

  楽器って結局音をどう出すかでしょうが、それにしても

  必ずしも楽器は発展、発達しているのかどうかは分かりませんね

  最近のように電子的処理で出す音は別にして、楽器本来が

  出す音の変遷は、発展・発達といえるのかどうかは私には分かりません

  が、楽器って私が生まれてからこの方は、そんな形が変わったとか

  新しい楽器が生まれたなんてことはないので、楽器はもうその意味で

  完成の域に達しているのでしょうか。

   それともまだ、これらが改良された楽器がでてくるのでしょうか、

  という新たな疑問が。

   この本は、シルクロードと楽器の文化交流をがテーマですので、

  そちらの疑問はまた他の本をあたらなくては。

   楽器の歴史もそうとう永い歴史があって大変です。

   音色は好き嫌いがあるんでしょうが、私なんかは以前の古い

  楽器ほど、なんかこう哀愁ってんですか、があって好きです。

    今から、楽しみにしてますよ

   12月に一度に4つの楽器の音色が愉しめますから。

   

シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史

買ったきっかけ:
中国民族楽器のことが知りたい

感想:
それ以外のことが多く分かっちゃった

おすすめポイント:
音楽に限らず文化交流史としてお薦め

シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史

著者:坪内 栄夫

シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史

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