民族楽器のルーツを学ぶ 今週読んだ本『シルクロードと世界の楽器』
ちょっと、中国民族楽器の事を調べている、というか
知りたいことがあって、いろいろ読んでますが、
今週読んだのは、『シルクロードと世界の楽器』
坪内 栄夫 著、 音楽文化の東西交流史
これがなかなかどうして面白かった。
縦笛 からはじまって、尺八とリコーダーの変遷
横笛 と ラッパ類の変遷、
平琴類と堅琴類(ハーブ)の変遷では
アイヌのトンコリを取り上げ、
ばち弦楽器類の変遷では、琵琶からギターまで
弦楽器でもバンジョーと三味線の一類
胡弓とバイオリン の変遷
などなど、
楽器って結局音をどう出すかでしょうが、それにしても
必ずしも楽器は発展、発達しているのかどうかは分かりませんね
最近のように電子的処理で出す音は別にして、楽器本来が
出す音の変遷は、発展・発達といえるのかどうかは私には分かりません
が、楽器って私が生まれてからこの方は、そんな形が変わったとか
新しい楽器が生まれたなんてことはないので、楽器はもうその意味で
完成の域に達しているのでしょうか。
それともまだ、これらが改良された楽器がでてくるのでしょうか、
という新たな疑問が。
この本は、シルクロードと楽器の文化交流をがテーマですので、
そちらの疑問はまた他の本をあたらなくては。
楽器の歴史もそうとう永い歴史があって大変です。
音色は好き嫌いがあるんでしょうが、私なんかは以前の古い
楽器ほど、なんかこう哀愁ってんですか、があって好きです。
今から、楽しみにしてますよ
12月に一度に4つの楽器の音色が愉しめますから。
シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史
買ったきっかけ:
中国民族楽器のことが知りたい
感想:
それ以外のことが多く分かっちゃった
おすすめポイント:
音楽に限らず文化交流史としてお薦め
シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史 著者:坪内 栄夫 | |
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