教師節:中国・今日は、先生の日 9月10日
日本にないので、ちょっと馴染まないですが、
職業別にその祝日祭典があるのは、日本にもそれぞれ職業で記念の日
があるのでしょうが、国が定めている、というのが珍しいですね。
今日は、「教師の日」です。
学校関係者のみの祝日ですので、
学校はお休みになってるかも。
私の記憶では、学校主催の会議と
言うか祭典の式典がありまして、
それぞれ、功績のあった先生や、
優秀な先生方が学校から表彰され、
記念品があり、パーティーがありの一日。
生徒がそれぞれ好みの先生に日頃
の感謝を込めて簡単な贈り物を。
そんな一日でした。変わったかな少しは??
もっとも、知り合いに一人、この日が誕生日という先生が居られて
彼のところはこの日は大変でした。奥さんも教師でしたが、この日は
朝から教え子に押しかけられ(大概大学の敷地内の教員住宅に住んでる)
夜まで客が絶えず大変なご様子。そいういう私もその日彼の家に押しかけ
面白くて次々に来る人たちを観察してました。
この日があるのは、教員の地位向上のための政策だったのでしょう。
裏を返せばそれほど、教員の地位が低かった時代があるということです。
そして、教育は国家の根幹、基本に係わるというのが分かり
急激にこの点でも変換をとげ、今は教員になりたい若者も増えてるようです。
生徒達の先生への感謝の気持ちを表す品はまだまだ可愛らしく、
大体は手作りのカードや、自分たちのアイディア勝負の物が多かったようです。
カードには
敬愛的老師、是Ni教会了我生活、教会了我イ故人、
Ni的淳淳教海将永遠珍蔵在我心中。
なんてな歯の浮くようなことが書いたありましたよ。
← (アンディラウ が、教師役で)
どの国もこの職業(教師)は必ず
ドラマにもなり、映画にもなり、
さまざま話題になりますから、
一年にこんな一日があってもいいかなぁ~
とは思いますが、
一体何がしたい?というような・・・・
生徒に先生への感謝を強要するのも変ですしね、
かといって、こんな日がないのなら一体何時感謝するのが適当なのか
日本のように、卒業式のその日に、これまでの感謝を教師に感ずる
のではちょっと遅すぎる気もしますしね。
クリスマスだとか、バレンタインだとか、最近ではハロインだとか
何でも受け入れて盛り上がろうとしてるくせに、こうした教師節が
入ってこないのは、
一つには、入れるのは大体がアメリカ文化で、西欧のものが好き。
教師節は中国だからでしょうか?
もう一つは、クリスマスもバレンタインも皆商業活動を結びついてます、
何かが売れる。
教師節も、ですから何か売れるようにすればいいんじゃない?
そうは言っても、消しゴムじゃあなぁ~、
誰かが考えるでしょう。
と、いうことで、
日本からも、中国にいる友人・知人の先生達にこの後、
お祝いメールを打っておきましょう。
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