シャレ で 覚える 中国語学習法
中国語にかぎらず、語学学習者にとって、何か好い学習法が
あったら教えて下さいと、言われる。
それがあれば苦労はしない。そうは言っても工夫は必要。
言葉をシャレで覚えようという本がある。
何でも日本語でシャレ飛ばして覚えれば簡単、と謳ってます。
★一番気楽で、気持ちのいい職業は、「主婦」
中国では”舒服”shufuスゥー・フ で「主婦」の音にかかってる。
★友人は「ほいじゃー」と言って家へ帰る
中国語の”回家”huijia フィ・ジャー(家へ帰る)と音を引っ掛け
★彼が もぐもぐと キノコ を食べてる。
中国語でキノコは、”蘑菇”moguモォ・グゥ ともぐもぐが同じ音
★大急ぎで日本来ようとした名僧は、
中国で急ぐは”赶緊”ganjinガンジンと言いますからこの音と
名僧、鑑真の音を引っ掛けて覚えようというもの。
といったような、音をシャレで重ねてあるストーリーを付けて
覚えようという、お遊びの本を読み終えました。
読んでみて感想は、こうしたやり方も中国語に限らずどの言語にも
あるようですが、一つ二つはとっても上手くいくんですが、これで、
全てはいかないのは勿論のこと、
欠点は、今度はそのシャレに到るストーリも覚えておかなくては
つながりませんので、覚える量としてはそこそこ多くなります。
よく、外国語を聞いてると時々、日本語の何かと似てるなあ~と
思うことはあります。え~今こう言った!!と聞き間違えることが。
それを利用しようというお遊びです。
これで覚えるというより、中国語を既に知っている人が、これを見て
なるほどそう来たか、とどれだけ笑えるかの読み方が正しいように思います。
この本には載ってませんでしたが、
皆さんもほかにももっとお気づきの言葉があるかも知れませんね、
今度皆さんとそんなのを集めて遊ぶのも一つのお遊びとして楽しいかも。
私がいつも使ってるのは
中国語の 飛行場は 機場 ジー・チャン って言うんですね、
これってホラ、ジーチャン・バーチャン(お爺ちゃん、お婆ちゃん)に
重ねれそうですし、
学生なんかは、工場が 中国語は ゴン・チャン と言うんですが、
ゴン・チャンは人の名前みたいで面白がってるようです。
おっと、もう一つ忘れてました。中国語はご存知の方も多いですが
四声といって、言葉一つ一つに上がり下がりのメロディーがつきます
ので、それも欠かせないのです。
でも、まあシャレの好きな人は多いようですし、お遊びのレベルでは
楽しめるでしょうから、
皆さんもいろいろ考えてみては如何ですか。
『 中国語 空耳 ワールド 』
野田キヨコ
相原 茂
講談社刊
定価 1300円 でした。
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