日中青少年交流 ★★★ 第4陣中国高校生訪問団
6月24日から7月2日まで8泊9日の日程で来日していた、
「中国高校生訪日団」第4陣250人は、日本各地の学校を訪問、
さまざまな交流を積極的に繰り広げた。
なかでもホームスティで一般家庭に温かく迎えられた経験は、
生徒たちにとってかけがえのない思い出となった。
「日中青少年友好交流年」事業の一環で来日した第4弾は、
北京・重慶・河北・河南・湖南・山西の2市5省の高校生ら
250人で編成。
外務省の委託で(社)日中友好協会が受け入れ、6コース
に分かれて日本各地を訪れた。
各地の学校は特色ある交流プログラムを用意し訪日団を
歓迎した。人数の最も多かった長野コース105人は27日に4班
に分かれ長野西、岡谷南、飯田風越、松本県ヶ岡の各県立高校
を訪問、静岡コースは30日に浜松開誠館高校で交流、授業の
ほかに昼食やホームルームもともに過ごした。
香川コースは30日、綾川町の県立農業経営高校で乗馬を体験、
相撲部の練習を見学した。
ホストファミリーの募集では各地の協会で協力、普段は中国の人
たちとの交流が少ない家庭にも受けれいれてもらい、日中双方が
相互理解を深めるまたとない機会となった。中国の高校生にとって、
家族みんなと団欒した一晩は、最も忘れられない日本での楽しい
思い出となった。
北京第12高校の 王 昳琳さんは
「おばあちゃん、ご両親、お姉さん、妹みんなでもてなしてくれ、
家庭のぬくもりにふれることができました。本当はもっと長く
滞在したかったです。」
北京師範大学第二付属高校の 廉 盟 さんは。
「ご両親が日本の伝統文化を紹介してくれ、姉さんや妹と学校
生活について語り、畳の上に寝て、家の温かさを感じました」
とホームスティの感想を語った。
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