中国汶川地震 ⑱ ペット、家畜の処置
現地、四川省は今日は曇りですが、
それでも、気温はグンと上り始め
ています。
33度くらいに温度が上るようです。湿気も多いです。
ですので、今考えているのは、感染症の予防の観点から
ペットと家畜を処分することを決めたようです。
地域を限定しているでしょうが、しょうがない処置でしょう。
飼い主が避難してそのまま置き去りにされたペット
犬は鳥や猫がいるようですし、
この地域は養豚農家が多いので、相当数のブタが放置
されたままになっているようです。
また、瓦礫の下にも相当数の家畜がいると思います。
都市部ですとペットの規制がありますし、届け出の必要が
ありますが、おそらく農村部ですとそんな規定はないでしょうから
ペットの数も、飼っている人の届け出も、なにもわからないのが
現状でしょう。
痛ましいですが、つぎつぎと対処する問題を処理していかない
ことには現地は、その対応が大変でしょうから、
これ以上、何かの感染症が蔓延するようでは、その対応が
できる状態にありませんから、未然に防ぐ手立てを講じて行く
より無いのかもしれません。
このところ、日本の報道は休息にその報道の量が少なくなって
きていますが、現地に問題が無いかといえば、逆に問題山積
です。
それぞれ、次々に対応しなくてはいけない問題が発生。
ボランティアの数もそこそこ、いるのでしょうが、
なんにしても手が廻ってない状態です。
世界各国からの救援物資が届いてます。
ですが、それは飛行場に届いている状態でして、それを全体を
見て、配分し配送する作業と、それに伴う移動と、配り終えるまで
の作業が追い付いてないようです。
テントも全体の数からすれば、まだ不足ではありますが、各国
から次々入り込んでます。今度はそれを、まず設置の場所をキチンと
きめて、入る人を決めて、それを、設置する人が必要です。
とにかく、やらなければならない事がありすぎます。
天候が、雨が上って、少し仕事が進みそうですが、
そうなればそうなったで、先に書いたように気温が上ることでの
違った心配をしなければなりません。
その対策にまた人出が割かれます。
やはり、広いですね、それに被災者の数も多いです。
時間がもう少し必要のようです。
ですが、全ての地域がそうなのではなく、
少し落ち着きを取り戻しつつある地域もあります。
被災学生達に無償で教科書が配られ、
テントや、仮の教室での授業が始まった地域もあるようで
その画を見ていると、教科書を手にして嬉しそうな子供たちの
その表情が、痛々しいです。
| 固定リンク
コメント