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2008年5月31日 (土)

中国汶川地震 ⑮  唐家山堰の危機を脱する

 日本の新聞や、テレビ報道は

  自衛隊機が出るかどうかで、昨日は一騒ぎ、

  どうもいけません。

  そんなこと?はどうでもいいんで、

  昨日もここに書きましたが、災害地の本筋のところの

  何が大切で何を急がなければならないかを、論じたりするのは

  意味がありますが、

    どうも、本筋からは離れたこうした、脇の問題でゴチャゴチャ

  して、その事にまた労力が割かれるのは全く意味がありませんし、

  それよりも邪魔なだけです。

Yhp0805310501  現場はまだまだ大変です。

  テント不足も深刻です。

  医療スタッフも疲労がピークにきています。

   人間の緊張感持続にも限界がありますから、

  三週間が過ぎた今が働きづめに働いてきて、その緊張が少し

  解かれ、本当に緊急を要する患者の処置がひと段落した今

  本当なら医療チームにも休息が必要です。

   負傷者の数はさすがに減少気味あるようですが、災害から

  くる極度の緊張感や環境の激変で体調を崩す人が増えてます、

  また、食べ物の関係でしょう、そちらからも体調を崩す人が増え

  その対応にも今追われています。更に昨日も書きましたが若し、

  現地の天候が快復し、気温が上り始めると、それはそれで伝染病

  含めて対策を対応が迫られます。

   洪水危険個所が一箇所ではないので、まだまだ安心できませんが

  唐家山堰の決壊防止措置が一応完了したようです。

   避難者の避難場所も広い中国ですので、我々の想像以上に広い

  面で、点在しておりますので、物資の配送、管理が大変です。

   まだ自分達が応急的に張り巡らした、ビニールシートで雨よけを

  している被災者が多いですから、先ずはテントで雨を防げて、安全な

  場所に纏まって避難して貰うことをしないと、今後の手当てその他の

  労力が大変です。

   被災者が自分の家の周りを離れられない問題は、何時の時代どの

  被災地でも見られる現象でしょうが、この問題も個人のいろいろな事情

  と絡まって大変ですが、解決していかなくてはなりません。

    世界各国から、成都飛行場に次々と救援物資をテントが届いてます。

  今日もジャンボ機でテントが届いた様子を、ヤフー中国は配信しています。

   とにかく、そんな大変なまだまだ遣ることが山積みなのに、

  本筋と離れた問題が必ず、これまた次々と発生し、ある部署はその対応

  に追われるわけですね、この労力も本当はもったいない、のでして、

   もっと、本筋に集中できるように、

   やいのやいの言ったりせずに、

   手だけを差し伸べればそれで、いいのでは。

  明日はこどもの日、

Dx0531y11_2 今回の災害は本当に多くの子供たちを

 苦しめました。

  ですが、幸いにして災害に会っても強く立ち上がろうと

  している子供たちの姿に心打たれます。

    未来は君たちのものです、今は苦しいでしょうが、

    希望を失わずに、乗り越えて貰いたい。

 有人説、痛苦滋養勇気。仮如一切都美妙順利、那就不可能勇敢。

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2008年5月30日 (金)

中国汶川地震 ⑭  三週間になろうとしている現地

 ここでの、中国の地震にかんする書き込みももうすでに十四回目を

 数えることになります。地震発生からは19日目。

  あと数日で三週間が経とうとしています。

  現地は、どうかというと、何せ地震発生後天候が思わしくありません。

  雨が多く、その雨も時に強く降って、復旧を阻んでいます。

  雨が強くなりますと、どうしても輸送が思うように行きません。

  災害地に重機を入れるにしても、飛行機の輸送が思うに任せず、

  入れた重機を稼動されせるにしても、雨が強いと作業が進まず、

  手を焼いています。

    結局、何もかにもまだ手作業が多く、とても復旧が進んでる

  とはいえない状態です。

    山間地に入れた重機への燃料の補給すら思うに任せず、

  軍が一人一位燃料を背負って、山道を越えるような状態です。

    これらは、何せ相手が自然ですので、どうしようもない部分が

  あるにせよ、現地はいまだ、個々の当面する緊急の問題に対応して

  それを何とか処理するのが精一杯の状態ですので、被災者に対する

  手当ては手当てで部署が違いますからやってはいるのでしょうが、

  まるで思うに任せない状態であるのはいなめません。

    こうした中、各国への一層の支援協力を求める動きが強まる

  のは当然といえば当然です。

    先ずは何を急ぐべきかの、段取りも混乱してるようですが、

  被災者を瓦礫の下から救い出す、緊急の時を終え、今度は負傷者

  に十分な手当てがあたるように手配する部分に、力が注がれ、更に

  被災者に対する食料や住環境の面に、その復旧の度合いは移って

  きてはおりますが、何と言ってもそれらの作業を天候が阻んでおります。

    そして、毎日の報道機関を集めての記者会見での発表の死者数も

61  今だ増え続け、負傷者にあっては減るどころか増え続け

  ています。

  災害が大きかったのは、今回の地震の規模が大きかった

  ことからも、その地震のエネルギーの凄さが今更ながら分かってきています。

   よく比較される、中国であった唐山地震がありますが、あれの

   3倍もの震度エネルギーだったなんてことが、中国の地震学者から発表

  されていますから、そのエネルギーの凄まじさが思い知らされます。

   なかなか思うに任せない復旧活動に、そうとう現場は疲労してるようです

灾害前的汶川美景 左の写真は地震にあう前の汶川の様子を映したもの

(中国雅虎ヤフー、より転載)  こんな綺麗な街だったんですね。

   三週間目を間もなく迎えようとしています。

   天候が快復して、復旧作業が順調に進むことを願うばかりです。

   ただ、雨が止んで陽がさしてくると、今度は気温がグンとあがります

   ので、それはそれでいろいろな問題が派生しますが、

   それでも当面するダムの決壊や、新たな避難先の確保やらの

   急務からは逃れることができますが、天候次第でしょう。

    三週間が過ぎようとしてます。早いです。

    昨日も中国の子供たちのことについて書きましたが、

    あと二日、

    6月1日は子供の日、(国際児童節)

    とても切ないものがあります。

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2008年5月29日 (木)

中国汶川地震 ⑬  中国の子供たち

  今回の災害で何といっても心痛むのは、子供たちの犠牲者が

 多いということですね。

Haizimen   この辺りは、少数民族が多く生活している場所

 でして、いろんな民族の子供たちがいます。

   中国の子供たちはとりわけ可愛いです。

   眼の輝きが違います。

   貧しい国の子供たちに共通していえること

 なのかも知れませんが、あらゆることに関する興味の

  度合いが違うのでしょう、どの子も眼をきらきらさせて

  います。そういえば、日本だった嘗ては今よりは少し

  は輝いた眼をしてました。当時の写真がありますから

  それは照明できます。

   何でしょうね、社会が発展して、物質的にも満たされる

 と子供たちから輝きが失せるのは。

   今の日本の子供たちは、眼に輝きどころか、どこか心

  も病んでいそうです。

   中国にしたって、都会の子供よりは、こうした貧しい地域の子供が

  とても可愛い。旅をしていても、こうした無垢の子供たちと会えるとこちら

  までがとても暖かい気持ちにさせられます。貴州の田舎の街で遊んで

  もらった小学校にあがったばかりの子供のことが今でも一番印象に

  残っています。

  こうした辺境の子供たちが漸く学校へいけるようになった。

  勿論まだまだ手の届かないところもあるんですよ。広いですから。

  勉強に飢えている子供たち。学校での団体生活を心から楽しんでいる

  そんな子供たちが犠牲になったことが本当に残念です。

   地震の時間が丁度学校が、午後の授業が始まったばかりの時間帯でした。

  一クラス毎の生徒の数も多くて、たくさんの子供が教室の出口附近で重なる

  ように亡くなっていた事実も発表されております。

   学校の先生のインタビュー何かを見ていても、先生自身が、今回のような

  地震の経験もなければ、如何して好いかの判断も付かず、それでも咄嗟

  の判断で生徒全員を裏山まで引率できた先生、教え子を全員非難させる

  ことができず、自責の念にうろたえる先生、学校を飛び出したものの、非難

  場所を事前が決められていたわけではないので、個々の判断で逃げたものの

  たまたま逃げた場所が、安全でしたが、違った方角へ逃げればそこでまた

  災難に会う危険性が一杯だったようです。

   もちろん、”運”のようなものが付いて廻るのは仕方ないにしても、

  子供たちの犠牲が大きすぎるのは痛ましすぎます。

   あれで、いま少し地震発生時間が早いか遅いかすれば、当然

  犠牲の度合いは大きく変わります。災害は何時やってきても大変です

  がそれにしても、残念。

   

   助かった子供たちの中にも、そのあと自分の同級生を救う活躍をした

  小さな子供や、学年の上の子が下の子の面倒をみている様子なども

  報じられております。

 

   そして、子供たちは自ら勉強したい、と言い出して

   授業の再開を希望しているようですし、

   受験期にある子どもたちは早くもそのことも心配して

   るようですが、このあとの子供たちにたいする国の

   政策に関わってくるでしょうが、

    これ以上犠牲が子供たちの身に降りかからないように、

   それより、子供たちの心の負担も含めて、

   国の手当てが十分にあたるよう望んでいます。

    犠牲がともすれば、どの時代も、どの国も、弱いものに

   偏りがちなのを、違うという面を見せてもらいたいと

   願っている。

  

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2008年5月28日 (水)

中国汶川地震 ⑫  今日の報道、ダム決壊の恐れ、中国の河川について

  報道を見る限り、ダム決壊の問題が取り上げられてますが、

  このダムも二つありまして、一つは作られたダムですね治水のダム

  が四川省だけでも相当あるようです。

   もう一つは今回の地震で、山肌が崩れてそれが、片側か両側から

  崩れた土砂で川の行く手が埋まり、突然出来上がった、ダムというか

  堰きとめられた水ですが、これまた半端な量じゃないのでダムという

  ほうが適切でしょう。

    もともとは?四川省というくらいですから、四つの川なんでしょうね。

   このあたりの川の多くは長江へ注がれるのが殆どなんでしょう。

   中国の川は、多くは川という表記ではなく、河か江での表記が多い。

  我々がすぐ思い浮かぶ、長江や黄河は、我々の川のイメージからは

  程遠く、余りに大きく、雄大です。

   日本のように山間を縫って下りてきた雨水が一気に一つになり

  山から陸地を抜け幾らもいかないうちに海まで出てします、勾配が

  きつい川ではありません。

   また、これらの川の距離も想像を絶する長さです。

   ゆるい標高差を滔滔と流れる川が中国の川のイメージです。

     ですが、今回は多少事情が異なっているようです。

   四川省の成都は盆地の街ですので、標高そのものは高くありません

  がその周囲は急にグンと高いところが多いようです。

   この周囲の盆地を囲む山々はそこそこの高さが

  あって、その山間を四川省の川は下ってくるわけですが、日本の

  ような極端な急流ではないでしょうが、山間の川ですので、川幅も

  流れも日本のそれとそう変わりない勢いを想像して構わないと思い

  ます。

   古来から「天府の地、天府の国」と呼ばれるだけあって、肥沃な土地

  があり、この肥沃な土地は雨によって齎されます。

   今日のニュースを見ていると、人口のダムも何箇所か問題個所が

  あるようですが、地震で出来た自然のダムが、そろそろ限界でこのまま

  では、下流にある村落に影響があるという判断で、非難も始めています。

   村落といってもその非難人民数は十数万単位ですからこれまた大変

  です。

    今現在でも避難所生活で不便な思いをしていたり、負傷している人も

  相当おられるでしょうのに、そこから移動を余儀無くされております。

    四川省のみなんもよく目にしている地図で言いますと、私は余り

  北側を歩いてません。成都を中心にどちらかといえば、その南側

  といいますか、地図でいうと下側を歩いております。ツアー旅行をした

  ことがないので、大概はぶらぶら自分で地元の人の乗るようなバスで

   移動したりしてますから、南側の観光地、楽山・峨眉山は訪れました。

   その時は四川省の下の貴州省の省都、貴州から四川省に入った

  ように記憶してますので、省境(県境の)小さな街も歩いてます。

   納渓や、宣浜といった、観光ガイドブックには全く載らない、街の

  印象もあります。

   そのバスでの車窓から見る両岸の景色は、多少北側とも違う

  のでしょうが、やはり山間の道を縫って進む細い道とそれに添って

  その下を川が流れているという、どこにもあるような景色でした。

    そんな記憶から思い起こしてみても、あれらの山が崩れたなら

   簡単にダムができてしまいます。

    水ですから低きに流れるのは当り前ですから、流れる場所を作って

  やらなくてはなりません。そして、その下流もまた日本の感覚では

   ありえない長さの流れが続くわけですから、大変です。

   ですので、直近のすぐに影響を受けるような場所での避難者の数だけで

  先ほどの数、十数万の単位。これがさらにずーと下流の心配される

  人たちまで非難させるとなると百万の単位に近くなるか、超えそうです。

    つまりですね、何度も何度も申し上げているように、

   中国での様々な出来事は、その広さ と 人の多さ  が

   際立って我々が想像しているものより、凄いということです。

    とにかくデカイんです。

    そしてとにかく、人が多いんですね。

    それは何度も申し上げているように、あのテレビ画面の

    小さな四川省地図だけで判断しないで下さい。

    この広さと、人の多さが最大の悩みです。

    そして、これも何度も書いてきましたが、

   二次災害を起こさないようにして貰いたい。

    先日、道路の復旧工事に当たっていた人たちが、土石流に巻き込まれ

   正式な数が取れてないが、報道では200人程度が行方不明となって

   いる痛ましい事件があった。

    こうした事態だけは何としても避けて貰いたい。

     

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2008年5月27日 (火)

中国汶川地震 ⑪  志願者模様

  (中国四川省地震に対する、義援金のご協力ありがとうございます。)

  あちこちで、義援金をお願いしておりますが、どこでもこころよく

  みなさん応じてくださり、ありがとうございます。あと、数日で一応

  取り纏めて、北海道日中の方へ送り、そちらでまた取り纏めて、

  中央本部で更に全国からの義援金を取り纏め、中国へ送る形

  になろうかと思います。ありがとうございます。

                         函館日中友好協会

 昨日今日のテレビで感じたのは、被災地でのいわゆるボランティアの人たち

  の活躍にスポットがあてられた番組が多くなったこと。

    志願者(願の漢字が中国簡体字ではちょっと違っていてこの画面では

  打ち出せませんが、ヂィ・ユァン・ヂャ)といいます。

    ボランティアの数も、凄いです。

    また、ボランティアの数だけ、”物語”があるのは分かります。

    テレビではそのうち、感動的ないくつかを拾って見せることに

    なるのは、何処も同じです。

   ボランティアは大人とは限らず、ちいさな子供(16歳だったかな)

  や、若いボランティアの人たちも取り上げられていたり、ともすれば

  今どきの若者は、と言われそうなこれまた何処も同じような現代っ子

  の、違う面が取り上げられたりしています。

    あるいは、軍人さんの大活躍だったり、地元の人助けに活躍した

  ヒーローだったり、の報道が目に付きました。

    これまで、ボランティア(志願者)という概念さえあまりなかった

  中国で、今回の災害はボランティアが一躍注目を浴びております。

   こうしたボランティアの人たちがドット押し寄せてきたときの、

  受け入れ態勢がまた大変です。これらの人たちを上手く取り纏め

  配置を考える、ボランティアを見る、ボランティアの人たちが必要?

  となります。

   さらに、こうしたボランティアの活動を我々は報道を通じて目にし

  知ることになるのですが、これを流しているマスコミ(中国テレビ局)

  は、一体何時からこうした番組作りに気が廻っているのか、早くから

  撮り始めていないと、一日二日の行動を記録したのではこうした

  活動の本来のところは伝わりませんので、相当の日数をかけて取材

  編集してのものを我々は見てる訳でして、マスコミって凄いな、

   と感じています。

   それで、こうした感動物語は、一瞬の映像では説明できず、ある程度

  の長さの報道時間が必要な為か、何でもいろいろ取り上げる日本の

  報道では余り取り上げられません。写真一枚か、簡単な数秒で分かる

  ような画像の、それも衝撃的なやつが、日本では取り上げられるのは

  放送時間の関係もあっていたしかたのないことなのでしょうか。

   一方で現地の、直接の映像も必要で、一方でこうしたキチンと編集

  された報道も必要で、更には広い四川省を縦横に取材しなければ

  ならないのですから、いったい、マスコミの人って現地にどれくらいの数

  入っているのでしょう。

   これもまた凄い数なんでしょうな。テレビだけではありません。

  新聞記者も入ります。今後は、各国の取材陣も現地目掛けて次々に

  記者さんを派遣するでしょうし、一層増えるんでしょうね。

   災害の報道、という点でも今回の地震から学ぶことは多いはずです。

  報道関係機関はこの後、一定の時間を経て、是非検証して貰いたい

  もです。

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2008年5月26日 (月)

中国汶川地震 ⑩  日本の報道見る

 この、土曜・日曜と出先に居たこともあって、中国中央電視台の

 中国報道が見れませんでしたので、出先の泊まったところでも

 大してすることもなく、日本のテレビでの中国地震の報道を見て

 いました。

   日本の、テレビは今純然たるニュース番組が少なくてどれも

  ニュースを多少工夫して見せるということがされていますし、所謂

  ワイドショーにいたっては、何処までニュース性が重要視されて

  いるのかが、まず疑問です。

   そのことが、別にいけなくはないのですが、ちょっと注意しておかない

  と、純然たるニュースと思ってみていたら、意外に脚色がされていたり

  することもありますので、心しておく必要があろうかと思います。

   まず、いろいろ番組を拝見しましたが、是非これはしていただきたい

  のは、必ず画面に四川省の地図?が示されてそれを指して説明を

  されますが、あれは地図ではなく、画ですね。というのは縮尺の度合い

  が分かりません。画としての役割は果たしておりますが、地図としての

  役割は果たせておりません。

   あの地図の下のほうにでも、例えば日本の地図を置いて、或いは

  北海道の地図を比較の為に示して戴きたいです。

   よく、ものの大きさを比較する為に、そのものと、タバコが横に添えられ

  ている写真がありますが、あれと同じように、四川省の大きさがはっきり

  わかる形での比較対照のものを同じ画面に補助的に示していただきたい。

   なぜなら、皆さん全く四川省の広さを理解してない、

   この度の地震は、半端じゃない広さの所で起こっている地震でして、

  そんなそんな簡単なことはこれが分かれば言えなくなるはずです。

    コメンテーターと言うのか、助言者というのか、ニュースに対する

  解説の方々のご意見もいろいろ伺いました。

   面白かった?見当違いのもあれば、明らかに間違いでしょというのも

  ありました。個々の発言はいいのですが、

   数字を細かに挙げて、ホ~凄いなこんなことまで・・・と思わせる

  戦術の人がおりますが、あれは、こんな世の中ですのでちょっと電脳で

  先に調べればどんな数字(記録)も出てきます。それをちょっと記憶する

  か、画面の此方側にカンペがあれば、説明の時立て板に水のように

  数字を挙げて「どうだ詳しいだろう」の恣意行動にはなりますが、大して

  意味がありません。

    それに中国の古い記録を持ち出して、それも中国はここ数年で急速

  に変化している、と述べたばかりなので、あまり古い記録から中国を見る

  というのが効果的でないのはご自身が一番ご存知でしょうが。

    それで、

   何度か申し上げておりますが、災害地でのテンヤワンヤがありまして、

  混乱と不手際のあります。だからそれがどうだこうだ、言って何になるの?

   天災は何時何処にくるのか分からないのだ、

   と、この考えはいいですよね。

   じゃあ、天災がいま人類の技術では防げないなら、

   残された我々の務めるべきは何かといえば、

   その後の人災をどうやって防ぐかです。

     人災を防ぐ為に、とりわけ時のその国の政府が何をできるか

   が一番の問題です。

    こんな大きな災害が急にやって来て、驚かないほうが不思議です、

  混乱しない方が不思議です、人間の遣ることですから不手際もある

  でしょう。

    ですが、務めなくていけないのは、その後の二次災害を最小限

  できれば、無くすくとが、最も大切なことなのでは。

    災害地で混乱しているときに、それをいちいちあげつらって、

  どうだこうだ言うのは余りに他人事で、

    それこそ、被災者にちょっと・・・・。

    日本人の平和ボケがこんなところにも現れているというのを

   テレビを見ていて感じました。

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2008年5月24日 (土)

今日はこれから、 大沼 へ

 何度かご案内をいたしましたが、今日は午後大沼公園のほとりにある

 国際会議施設での講演会にこれから出かけます。

   大沼国際交流協会のお招きです。

   ありがとうございます。

   今日の北海道新聞、地元紙のページに

  ポルトガル出身の留学生が講演をした記事が出ていました。

   函館をテーマに講演をされたようです。

   どうなんでしょう、なかなか時間との関係もございますが、

  時間が取れたら出来ましたら、こうした集まりに足を運んで

  いろいろな方のお話をお伺いするのはとても好いこと、と

  思います。

   私も若い頃まあ今でもですが、かなりいろいろな講演会に出て

  お話しを聴いていたものです、最近は以前に比べて、講演会

  の類が決して多いとはいえません。以前は企業も余裕があったのか

  各企業もこうした文化事業に理解があって、中央から作家を呼んだり

  地元の関連の講演会を催したりしておりました。

    何をきっかけに、興味をもち始めるかは、図れないものですし、

  自分で考えていたイメージと、全く違った面を知らされて、へぇ~

  実際はそうなんだ!というのを知らされるきっかけとも、なったり、

  他人の話を聴くのは、普段周囲の友人・知人との雑談とも違いますし、

   テレビに出てくる所謂コメンテーターと称する著名な人たちの

   テレビの限られた時間内での細切れの情報とも違い、

   纏まった話を聴く機会はそう多くありませんので、自分からそうした

  機会を逃さず、積極的に参加しないと、得られませんので、それなりに

  貴重です。

    今回、こうした機会を与えていただいて、自分がお話しするとなると

  一体どれだけの事ができるか分かりませんが、

    今日いらした皆さんと、共にすこし勉強したいと考えてます、

    どうぞよろしく。

    そんなことより、今日の天気ですと、大沼湖畔は新緑の素晴らしい

  時期ですので、大沼へ足を運ぶというそのことだけで、

   もう、十分値があると思います。

    どうぞよろしく。

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2008年5月23日 (金)

中国汶川地震 ⑨  中国記者会見の様子

  今回の地震発生後、何日目以降でしょうか中国テレビで

  内外の記者を集めての記者会見が、

  中国の現地時間で4時からでしょうか、毎日放映されています。

   まず、プレス向けに

  当日までの死者数、負傷者数、行方不明者数、

  当日の余震の回数、震度、

  当日の各国、各地からの義援金の額、

  義援金の総額、等等の数が発表されます。

   更に、毎日つぎつぎに、関係する部署の幹部が

  内外記者に担当部分での発表をし、それに対する質問を

  受けるという形での会見模様が映し出されています。

   さすが、お役人が多い国でもありますので、毎日毎日

  違う顔ぶれ(大概は二人か三人)が出てきてもまだまだ

  ありそうです。

   こういうことでもなければ、画面になど登場しないであろう

  これらの幹部達の、記者に対する答え方はやはりまちまちですが、

  それでもかなり洗練された様子が窺えます。

   建築部も出ました、もちろん、軍の幹部も、環境部署の幹部、

  地質の担当、衛生関係の担当、

   とにかく毎日毎日、あるこの記者会見は、前半部分はお役人の

  発言が事前に用意されていて、それに対する記者団の質問は

  その場のものらしく、ときに答えに苦労している様子もあり、

  当意即妙の人もいたりの、なかなか見ごたえがあります。

   画面事態は、ひな壇にお役人が、手前に多数の各国記者団が

  途中、遣り取りには英語の通訳が必ず入ります。

    内外記者の中にも、欧米の記者(金髪、青い目の記者)でも

  流暢な中国語で直接質問する記者もいれば、かなり詰問調で

  問いただす記者もいたり、記者団もいろいろなら答えるほうもいろいろ

  で、映像自体はおとなしいあまりカメラの切り替えもない地味な報道

  ですが、中身はなかなかどうして、そんな穏やかなものではないのでしょう。

   日本のマスコミでは、発生何日か目での

  「・・・小学校ばかりが倒れて、なんで政府機関の建築物は無事なの?」

   と質問したあの女性記者の突っ込みも、この会見席上です。

   いつまで、この会見やってくれて、いつまで写してくれるのか

  分かりませんが、ずっとやってほしい。

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あす(土曜日)大沼 で 講演会!

Kouennkai  明日、24日

  大沼公園内の国際セミナーハウス

  で、講演会がございます、

  明日は天気も好いようですので

  大沼を散歩がてら、少しの

  時間、中国の話を聴いて見ませんか。

  お申し込みは、

  上チラシの、電話番号へお願い致します。

   明日ですので、お申し込みお急ぎ下さい。

   お電話をいただけだけで、結構です。

   お車の方は、ドライブがてらに会場へいらしてください、

   直接会場までのバスを、用意していただいているようです。

   五稜郭駅前他からの出発となるようです。

   具体的なことはお電話でお申し込みの際、お尋ね下さい。

   講演会・バスともに無料です。

    緑の季節ですのでお時間がございましたらこの機会に

  どうぞ、大沼公園まで足を運んでください。

   お話しの内容は、

   私は、中国の専門家でもなければ、そういう研究者でもありません

   ので、私の個人的に体験した、中国でのこと、中国の人とのふれあい

   から、私が考えている国際交流のかたちを、

   実体験にもとづいてお話をさせて戴きます。

    と、いっても今この時点でまだお話しする内容を決めているわけではなく

   いつも、会場に入るその直前まで、ぼんやりこんなことは話そうとは考え

   てはおりますが、だいたいは、行当りばったりですので、

   さて、どうなりますか。

    講演も学校の授業なんかもそうですが、話しての話す内容は

   私の遣り方ですと、聴衆との関係で決まりますので、その日その時の

   聴衆の方のみなさんの協力が欠かせません。

    聴衆のみなさんにも、その役割はありまして、講演が上手くゆくか

   授業が楽しいかは、実は話して側だけの責任ではないのです。

     という、責任逃れをしておいて、

    さて、明日の話をどうぞ、お楽しみに。

    実はわたし自信も楽しみにしているのですが。

     那、明天在大沼、見面!!

  

                     函館日中友好協会

                          東出  隆司

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2008年5月22日 (木)

中国汶川地震 ⑧  今日の中国報道

 皆さんが、あった方がいいというので

2006nen6_002  中国四川地震災害 募金箱

  造りました。

  募金はどちらでしていただいても

 構わないのですが、お店にいらっしゃる方や

  出先でいろいろ訊かれますので、とりあえず募金箱造りましたので、

  お近くの方はお願い致します。

   中国中央電視台の放送 は、 全て普段どおりではありませんが

  普段の放送の戻りました。

   これまで全ての番組を組み替えて全てこの地震災害の特別番組

   でした。コマーシャルもいれず、一日中の放送でした。

   一般のコマーシャルとは違いますが、少し宣伝も入るようになりました。

  基本的にまだまだ特別番組の組みかたではあります。

   現場からの特別な新しい動きもないので、後方の動きの報道に移ってます。

   各国からの救援物資が次々と届いてる様子が。恐らく成都空港は全て

  政府の管轄に入っているでしょうから、受け入れの飛行機だけで各国から

  物資や人が入っていきます。それはそれで、受け入れるだけで相当大変

  であることが想像できます。

   ものすごい数の受け入れですので、この遣り取りだけで大変です。

   必ずしも中国語で連絡が来るわけではないでしょうから、言語の問題や

  受けた後の保管の問題や、物資の確認だけでも相当人出が割かれます。

   国内の移送も進んでいるようです。病人の一段落下段階での移送に

  これまた相当手間がかかります。受け入れ側との連絡や、時期を見ての

  移送、移送手段の連絡、病人の症状との兼ね合いなどなど、とにかく

  現地は人出が幾らあっても足りないくらいでしょうが、ですが、足りない

  からと言って現場にまた沢山の人が押しかけたのでは、その整理その他

  受け入れの態勢などもあって、大変のようです。

   要するに、大災害があれば、その大きさに比例して、その後の処理にも

  大きなエネルギーを必要とするのですが、

   いまこそ、一番大切な一段階です。

   孤児の問題なんかで、台湾とのテレビ局を結び、先の台湾での地震の

  際のその後のこうした問題について、中国側が台湾からノウハウを学ぶ

  と、いったような特別番組の中での番組作りですが、

   台湾のゲストはゲストでそうした点を日本のノウハウに相当学んだ点が

  あると、言ってます。ただ、やはり言語の問題で、もし日本とこうした番組

  作りをしますと、間に通訳が入りますので、時間は倍になりますし、録画

  でなく直接の遣り取りで構成してますので、台湾に学ぶ、という形には

  なっていますが、いずれにしても、他所に学ぶという姿勢はとても大切で

  先達に学べば、多くのことが分かるわけです。

    こうした点でも中国の姿勢は以前とは変わりました。

    情報公開もまだまだ、というご意見もありますが、それとても、以前と

  比べましたら飛躍的に良くなっております。何事も変えるにも時間は必要。

  これを機会に変わるべきところは、見直して変わっていくことにはなると

  思いますが。

    経済の急激な発展のそうした表面に現れる現象だけが変わるのではなく

  変わっていってもらいたい。

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2008年5月21日 (水)

中国汶川地震 ⑦  今日の中国報道

 ここ一週間くらのあいだですが、こんなにテレビを見続けたのは

 子供の時依頼です。いや、子供の時もこんなに長い間は見る番組

 もなかったので、これまでに無いくらいテレビを見続けています。

  どうやら、数年分のテレビの視聴時間を一時で見ているような

 そんな感じがしています。

   昨夜また一人生存者が救い出されました。

   いろいろ事情があるのですが、生存が確認され、相手との遣り取り

  もできて、手だけが入るような空間が確保できたりの条件があり、

  飲み物を手渡すことが出来たら例や、生存者の状況も様々ですので

  救護隊ももう少し滞在していても良かったのでは。

   医療部隊が中国へ入ったニュースは中国でも報じられております。

  ロシアの医療チームが一番人数が多いのでしょうか、60数名と言って

  たように思います。日本の医療チームにも当然その高い技術に期待が

  寄せられております。

   韓国の医療チーム、台湾の医療チームもそれぞれ現地入り。

   とくに台湾の医療チームが優位なのは、言葉の点で通訳を介さなく

  とも、いける点でそのまま医療活動に当たれるのと、ご存知の通り

  台湾は台湾で数年前の地震災害の苦い経験がありますので、そうとう

  手順がよく分かっている点でも重宝することでしょう。

    相当、親を亡くした孤児がいます、反対に子供亡くしてしまった親達、

  この心のケアーが取りざたされています。取り残された子供、お年寄り

  深刻な問題です。いまこの時点で何とかなるとかではなく、今後に向け

  この問題はまだまだ色々手当てが必要です。この時点でこれが取り上げ

  られているのは、前にも書きましたが、たまたま震災のあの時間帯が

  学校の午後の授業が始まったばかりの時であったのと、学校が多く倒壊

  して、子供の被災者が多かったからでもあります。

   震源地近くに、四川省はパンダの里でもあり、保護地域がありまして、

   そちらかの映像も入ってきています。この保護地区自体には大きな

   建築物もなく、険しい山もなかったせいでしょう、こちらの被害は皆無

   とはいえないまでも比較的損害を受けなかったことから、ほっとする

   ニュースとして報じられております。

   震源地からの重病患者の移送が始まっています。天候の関係もあり

  ますので、ヘリで運ぶにしても急がなくてはならないのと、成都の病院は

  どこも病人で溢れているようですので、一端、成都に運ぶのでしょうが、

  そこからまた更に、今入っている各国医療チームの医療体制との関連

  もあってこのあとの問題となるのでしょう。

   先ほどのパンダ保護地区を 臥龍自然保護区 といってます。

  あとこの辺りには、道教発祥の地として名高い 青城山  や

  世界遺産の 灌漑施設 都江堤(とこうえん) がありますが、

  ここの被害映像がまだ手が廻らないのか、映像としてはテレビで

  取り上げられておりません。

   さらにずっと奥には、最近多くの人で賑わうようになった、

  九塞溝(きゅうさいこう)がありますが、ここまではとても人が

  入ってるのかどうか、もちろん、観光客が当日も居たことでしょう

  からその辺の避難はすんでしるのでしょうが、

   同じように映像がまだ発しられておりません。

   余震もまだ油断がならないようです。

   衛生面の問題も取りざたされております。

   日中の温度が急激に上がって、雨上がりということもあって

   まだまだ現地は手が足りないくらいの様々な問題を抱えて

   いる様子が、中国中央電視台の映像でも伺えます。

   私が毎日見ているのは、中国の中央(北京)テレビです。

  ローカルの放送局も復活してるようですし、香港系列の

  放送局も見て見たいものです。

   義捐金のお問合せをいただいた方、ありがとうございます。

  各地・いろいろな組織がしておりますので、何処へしていただいて

  も結構です。ありがとうございます。

   私ども協会でも受け付けております。ご都合がこちらの方が

  宜しい方はどうぞ、お申し出下さい。

  

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2008年5月20日 (火)

中国汶川地震 ⑥ 中国報道

 当然のことですが、ここ数日から中国の中央電視台(テレビ)の

 報道が、現場からの救出映像から、替ってスタジオでの専門家を

 招いての報道へと変化してきております。

  一週間を過ぎての、報道ですので、現場での動きが少なくって

 きていることからも、当然といえば当然です。

  近くの都市に運ばれた、負傷者で付近の病院は収容能力を

 はるかに上回った数の病人がおりますし、治療の条件など

 から、病人の移送を始めている映像が、一昨日、昨日あたりに

  多く見られました。

  それと呼応して、負傷しないまでも家を失い、あらゆるものを

  失くした人たちへの、ボランティアの手が全国から差し伸べらて

  いる様子が、報道されております。

   今日あたりからは、被災者の心のケアーをどうするかといった

  観点に移ってきております。

   一週間が過ぎて、学校の授業が始まった地域もあるようです。

  これらは、時間の経過と伴に、全て当然といえば当然の流れで

  徐々にそちらへ向うのでしょうが、

   最初の頃にも書きましたように、今回の地震の死傷者や負傷者

  には、子供の数が多くとても心が痛みます。

   そうした中でも助かった小さな子供たちや、災害に会いながら大人

  顔負けの活躍をして、自分と同じ年頃の同級生を助けた子供や、

  自分で建物の下敷きなりながら気丈にも救助をちゃんと待っていた

  小さな子のインタビューを聞いていると、その受け答からして、こんな

  しっかりした子供は日本には少ないのでは、と思えます。

   それでも、こうした子供たちの心に残した傷跡はおそらくとても

  大きいのでしょうから、なんとしても今後のそれらのケアーを含めて

  しっかり遣ってもらいたいものです。

    報道もこれまでのちょっと興奮したそんな雰囲気からは脱して

  落ち着きを取り戻しつつあるように思えます。

   報道機関の人たちも、災害発生と同時に現地に入りこの間、

  危険を顧みず災害地を駆け回っていたので、報道をする側も

  当り前ですが興奮状態にありました。それがようやく少し落ち着き

  を見せはじめております。

   震災後9日目、まだまだ遣ることは山のようにあるでしょうから

  日本の医療チームを要請したようです、どんどん他所の力も

  借りたほうがいいのです。

    一週間目辺りから、個人的にも中国各地の友人から次々

  にメールを戴いております、彼ら彼女らも少し落ち着いたの

  でしょう。

   異口同音に、今年の中国は春節の大雪に始まって、

  どうしてこんなに落ち着かない年なんだろう、といぶかって

  ます。

   更に同じように、報道で目にした日本の救護隊の活躍に

  お礼が。こうした活躍を目にすることができて嬉しいと、

  機会があったら貴方(私)から、自分の知らない多くの日本の

  人たちにも間接的でもいいからお礼を言って貰いたいとの

  同じような内容のメールと次々に貰いました。

   何処でも何時でも口を開けばこの話題なのは、

   各地から届くメールでもよく分かります。

 

    日本の報道は恐らくこのあと、極端に少なくなって

  いくことでしょうが、それは、大きな新たな事件が少なくって

  いくという好い面と、報道の関心が他へ移ってしまうという

  恐れとが内在しています。

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中国四川省大地震への義捐金募集活動をしております、

 5月12日午後、四川省で発生しました大地震により深刻な被害が

 広がっております。

   北海道日中友好協会では、

   皆様より寄付金をつのり、災害地へ義捐金として届けるため

  「振込口座」を開設いたしました。

   暖かいお気持ちをお寄せ頂きたくお願い申し上げます。

   なお、災害地へのお届けは

    「(社)日中友好協会」を通じて行います。

  ・募金名称: 中国四川省大地震義援金

        北海道日中友好協会

   060-0013

     札幌市中央区北4条西4丁目加森ビル③6F

   これを受けまして、すでに一部取り組んでおりますが、

  函館日中友好協会としましても、義援金のとりまとめを

  致しております。

    事務局に義援金箱がある他、

    個人的には出先で皆さんに直接お願いもしております。

    どうぞ、ご協力下さい。

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2008年5月19日 (月)

講演会 ご案内、 24日(土曜)大沼国際セミナーハウス

 Oonuma_kokusasisemna  何かと話題の多い 隣国・中国ですが、

 以外にその本当の姿が伝わっておりません

  大沼国際交流協会のグローバルフリー講座

  として、

  5月24日(土曜日) 13:30~

   講演会を行います。

   土曜日、お時間が空いている方はドライブがてら

   大沼まで足をのばして、大沼の風景を楽しむと共に

   ほんの少しの時間、お隣の国中国についてのお話を

   聴いて見ませんか。

    参加は無料です。

   お申し込みは 大沼国際交流協会

    電話 0138(67)3950 か

    ファックス0138(67)3956

    メール onuma-seminar@rouge.plala.or.jp

     へご連絡が必要です。

    函館市内から会場までのバスがあるように伺って

   おります、もし、バスでお越しになるような場合は事前に

   その点もお確かめ下さい。

    話の内容はだだいま思案中ですが

   いずれにしても肩のこらない 両国のいろいろな違いを

   それらは、いったいどこから来て、どしてそうなるかを

   考えながら、

    では、両国は一体これから、どうすればよりよい関係

   が築けるのか!

     といった視点でのお話しです。

     お休みでしたなら、たまに大沼の景色をお楽しみ 

   どうぞお出かけ下さい。

  Oonuma

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2008年5月18日 (日)

明日の 協会・中国語教室は 場所が変更となっております、ご注意下さい

  同学イ門!

   明天的我イ門漢語課、

   改変地方、在八幡小学校上課、

   請同学イ門注意。

  協会中国語受講生のみなさん!

    明日の協会中国語教室はいつもと

   場所が変わって、八幡小学校での授業となります。

   みんさん、どうぞご注意下さい!!

   今日はこれから、先週おじゃましたばかりなのですが、

  地元FM放送局、「いるか」さんにお呼ばれしてますので

  伺って、

    たぶん話題はこのたびの中国地震のお話しでしょうが、

  マスコミで報道されている、情報とは違った観点と、

  中国に対する誤解をお話できればなあ~と思ってます。

    どうも、報道の一部に「だから中国はダメなんだ」式の

  くくりがありますが、そんな報道はまったく意味がありません、

  もしダメならどういった点がダメで、我々はそこから何と学ぶ

  今後どうしなくてはならないかという視点での、指摘なら意味

  もありましょうが、他の欠点をあげつらって、ばかりは何ら

  意味をもちません。

   地元にFM放送局があるということは、実はいざとなったら

  とても大切なことなんですね。

   災害時一番欲しいのは全国のおおまかなニュースではなく

  地元に則した細かな情報が必要なのでして、

   そんなとき、ローカル放送が果たす役割は大きいと思います。

    

   さて、どんな話になるかは分かりませんが、

   みなさん、地元放送局を聴きましょう、

   それと、ラジオをもっと聴きましょう。

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2008年5月17日 (土)

函館日中友好協会 婦人の集い、明日開催

  出席の方にはすでに、ご連絡を差し上げておりますが、

   明日、 5月18日 午前11時より

   函館見晴らし公園内、 旧邸宅 

   函館日中友好協会 婦人の集い

   が、開催されます。

   お食事が付いておりますので、

   食事をとりながら、くつろいでいただけるよう

   準備いたしております。

    出席の皆さんにはすでにご案内が届いて

   いると思いますが、参加費は無料となっております。

   

    このたびの中国四川省大地震災害に対する

   義捐金の募集も急遽その場でお願いすることとなり

   ました。どうぞよろしくお願い致します。

                                 函館日中友好協会

    

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中国汶川地震 ⑤ 各国救助隊が中国入り

 12日(月曜)午後2時半(現地時間)に発生した今回の大地震、

 ようやく、中国側も混乱から抜け出し、依然懸命の救助活動

 が続けられております。

   地震に対する備えですが、もちろんどの国もしているでしょう、

  しかし、何時起こるか分からないこの自然災害に対処する為、

  我々の普段の暮らしもそうですが、以外に無防備。起こって初めて

  ことの重大さがわかり、普段の備えの大切さを知らされる。

   国も同じです。何処で何時起きるか予測できない地震にどう

  対処するかは、本来は普段からその大枠を国が考え備えておく必要

  があるのはもちろんなのですが、そうなってないのですね。

    それと、今回の場合はその規模も予想をはるかに上回る震度で

  地域がまた、山間部の多い地帯、発生後の現地の気象が雨つづき、

  災害は何時やってくるか分からないのは、誰もがしってますが、誰も

  がそう心構えできているわけではありません。

    そして、準備が十分でないものですから、一たびそれが発生すると

  それはもう、慌てふためき、何からどう手をつけて好いのか分からない

  状態と、現地は更に身内を失い、怪我人が目の前にたくさんいるそう

  いう中での、発生後の処理は、混乱があって当然といえば当然ですが

   何せ人命にかかる判断を次から次と決断して処理してゆかなくては

  ならないとき、誰が冷静にそれらに対処するかが、普段から話し合われて

  いないと、混乱は更なる混乱を招きます。

   結局当事者でないものは、第三者的目線でいろいろ言ってますが、

  現地はそれは今でも大変な状態です。それでも、6日間が過ぎましたから

  少し冷静さも取り戻し、処理速度も進んでいるようです。

   各国の救助隊の受け入れも進んでいるようです。日本では当り前といえば

  当り前ですが、日本の救助隊の活躍が報道されておりますが、すでに

  各国の救助隊が各地で活躍しています。惜しむらくは誰も異口同音にいう

  ように、早く受け入れていれば、が反省です。

    発生後すぐに各国から救助隊を受け入れるよう打診があったはずです、

  これを判断・担当する部署が、現地との相談や関係機関との連絡やら、

  から現地が混乱の状態で現地にどう入れるか、どれだけの要請をどの国

  に頼み入った人たちとどう対応するか等等、様々な心配から受け入れを

  一日延ばしにしてしまった。救援隊の受け入れという事態に慣れていない。

    なにはともあれ、なにがあっても、こんな時はどんな助けも断らず、

  すぐに受け入れるべき、というのを学んだ。

    日本は日本で、中国に入る救助隊の第一陣が日本の救助隊だ!など

  とそのことを強調している時ではなくて、あちこちで早く国外からの救助隊

  を受け入れろとの声が上がってそのことだけではないでしょうが、

   救助隊の必要性がようやく届いた結果となりましたが、災害時の位置の

  差は大きいですから、本当に惜しいです。

    日本はもとより、台湾の救助隊も地震災害での経験がありますし、

  韓国の救助隊もはいり、どこで活動しているのかロシアの救助隊の

  報道が中国でときに話題に上っていますが、日本の救助隊が中国

  メディアのインタビューを受ける場面も流されていました。

   災害報道はどうしてもその被害が甚大な地域に偏りがちですが、

  報道はいつも四川省が中心で、汶川ウェン・ツァンが話題の中心

  ですが、これ以外のところでも相当の被害が出ているようです。

  

   被害の全体が見えてくるのはまだいま少しの時間が必要でしょう。

  様々な今後の処理の個々の問題に対応する指示系統がいまだ確立

  されていない様子が見えますから、大きな国ですので色々障害もある

  のでしょうが、災害時こそ、明確なそして迅速な体制作りがないと、

    とは傍で見ていてそう思えますが、

    はたして、日本で同じ規模の災害があったとき、

    国は一体どれくらいのことをしてくれるのでしょうか、

    昨今の政治のお年寄りいじめを見ていると、不安が先に立ちます。

  

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2008年5月16日 (金)

中国汶川地震 ④ 余震がつづく現地

  現地はまたもや 雨。

  おまけに今日になってわりと大きな余震があり

  心配されます。雨の降りかたも強くて、やはり

  二次災害がなんといっても心配です。

      現地でも十分注意してはいるでしょうが、かなり

  倒壊寸前の建物の側で救助活動をしている映像と

  道を歩いて非難している人たちも多いようですが、

  片側は今にも崩れそうな山ぎわの道も多いようです。

   当然ながら凄い量の報道が毎日毎日されております。

   それに付随した報道も日本では特に多いのですが、

  いろいろあるでしょうが、こうした非常時にあまりうがった見方や

  要らぬ雑音をたてるのはどうかと思います。

    

  確かに中国報道はどうしても映像が偏ったものですが、それでも

  遠く離れた私で毎日そのまま現場からの画が見れるだけで時代の

  流れを感じます。

   中国の報道は、この地震の時に限らずこうした時の報道は日本

  と大きく違うのは、あまりマイナスの報道はしない、プラスの面での

  報道を心がけるというところにあり、これはある意味「姿勢」です

  ので、中国の国民はそれをちゃんと知っていますからこれで十分

  伝わるものは伝わっていますから、あまりササメを立てないことです。

    軍活躍と、温家宝の画面露出度が高いのは当然のことで、

  それでも一般の人へのインタビューも予定のない採訪(取材)も画像

  で流れています。日を追うにつれ、温家宝の声も枯れ始め、悲痛な

  思いが伝わってきます。

    先にも書きましたように、何処かの国のお偉いさんが、被災地を

  自分は安全なところしか歩かないのに、安全靴まで履いて重装備で

  ヘリから降り立ち、避難所に手を振ってやってきて、すぐにその日に

  引き揚げるようなのから見たら、領導(指導者)として、中国の方が

  ふさわしい行動であることは明らか。

    何で外国の救助隊を受けないんだ、という問題も、いろいろあって

  現地への手配が間に合わず、今後順次受けていくでしょう。日本の

  専門家集団が入ったようですから、これも徐々に解決していくでしょう、

  どの国もそうですが関係各部門の連絡、協力体制がこうした非常時に

  上手くいくかどうかは訓練もしているのでしょうが、なんせ災害はいつ

   来るかどの規模かが図れませんから、所謂危機管理能力が測られ

   れいるわけですが、当事者達は必死で対応しているのですからそれを

   援助し、スムースに進むように協力するのが周囲のものの務めと思い

   ます。

     建築部や関係部署のトップ達の記者会見が始まっています。

   内外の報道部門に対するこうした対応も以前と比べると雲泥の差が

   あります、非常に丁寧に説明していますし、問題は問題として認め

   提起しております。

    あと、望むのは先にも書きましたように、二次災害を起こさないように

  極力注意しながら、更に瓦礫の下でまだ息ある人がいるなら一人でも

  助けてもらいたい。

    ずっと、あとの話ですが、日本専門スタッフも中国に入りました

  互いにこうした時のノウハウというか、いろいろな問題を専門家の立場

  で是非この際に交流した互いの学ぶ的部分があるなら、こうした機会

  に勉強してもらいたい。

    中国側の今回の地震の全ての記録を惜しみなく出して、今後の

  こうした大地震の記録として互いに共通で研究できる立場をつくって

  貰いたい、そう願っております。

  

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2008年5月15日 (木)

中国汶川地震 ③  快過72個小時了

  現地は漸く雨が上がったようです。

 まもなく、地震発生から72時間が過ぎようとし、

 マスコミなどでもそのことが取り上げられております、

  中国のテレビでも専門家がコメンテーターとして

 出演しそのことを、主持人(司会者)と話し合っていました。

  中国も当り前ですが、地質の専門家もいれば地震の方の

  専門家もおりますし、その点ではそうした人たちは国家機関

  の人たちですので、相当の専門家がおられるはずです。

  この時間帯が重要な認識はとうに持っているようですから、

 その点は考慮されているのでしょう。

   日本のマスコミでは、温家宝首相の 画面への露出度

 が高いことから、温家宝首相の顔ばかりが目立つとの評価

  ですが、

   被災地を専用機で訪れて、被災地現地滞在時間数時間

  なんていうお忙しい方が、テレビ画面に映ったその瞬間しか

  現地に居なかったなんていうのよりは、ずっと良いわけでして、

  現地に張り付いて指揮しなければもたない、という事情を抱え

  ているにしても、別に現地に張り付いて指揮するのは問題と

  して指摘されることではないでしょう。

  マスコミは色々言ってますが、あれくらいの想像を超える大きな

  地震に見舞われた現地やその国は、様々処理するのに追われて

  いて、ハタでとやかく言えるのとは違った条件にあることを理解し

  あまりウガッタ見方はこの時期ふさわしくないでしょう。

    地震発生の時間が、昼過ぎでしたので、あの時間帯

  大都市とは言えないこうした地方で、人が集まっている場所が

  学校でした。かつ、学校の造りが今とやかく言われてますが、

  それぞれ建築年度を見れば分かるように耐震を考えては建て

  られてはおりません。それは、日本の学校だって言えることです。

   まだ正確な地震の記録が発表されてませんが、人によっては

  三分間揺れが続くような地震で、地震のエネルギーも桁外れの

  ようですから、地盤からいえば中国の方が日本よりずっと条件

  がよいように思います。

    建物の構造が日本と違いますので、建物の下敷きになってる

  状態がまた日本と違います。

    当然その救助方も多少異なるでしょうし、崩壊した建物の撤去

  の方法も機器より人での早い部分もあるでしょう。

   地震発生後混乱の中にあって、全力をあげて救済にあたっている

  今、一番の問題は、まだ助かるような建物の下敷きになっている人

  を救い出す活動に全力をあげることでしょうから、

   その救済活動の期待するしか方法がありません。

  今日がそうした日であることは、中国自身が一番よく知っています。

  同時に被災された方々の、食料や住まいの問題にも手をつけなくて

  ならないでしょうから、遣ることがたくさんありすぎて、そして、被害者

  の数も多く過ぎて、手が廻らない状況が続きそうです。

   この被害地域だけでも面積的にもかなりの広がりがありますので、

  これを全て掌握して、適切に対応していくのは相当大変です。

  そんな中でも、聞きつけた周辺の庶民がボランティアで現地に駆けつけ

  避難民を慰安している様子は温かいものを感じます。

  

    

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2008年5月14日 (水)

中国汶川地震、 震源地・汶川に救護隊入る

 今日も 中国中央電視台CCTV 中国汶川地震

  特別報道を見続けております。

 つぎつぎ明らかになる映像を目にして

  思い出すのはあの阪神淡路大震災の時の映像。

  地震は予測が難しいのと、世界中何処で起きても別に

  不思議はないので、他人事ではありません。

   このところ北海道も地震が続いていますし、地殻の大きな

  変動が我々の見に見えないところで始まってるのでしょう。

   日本のニュースも、中国テレビ局の映像をそのまま使って

  流しております。ここでも少し違和感があります。

   どうしても切り取られた一部の映像は、日本のコメントとあい 

  合わさって違う意味で取られそうなのと、どの映像を切り取って

  ながし、どの映像を流さないかもありますので、映像そのもの

  は真実なのですが、ちょっと違和感が。

    今日のニュースでは、震源地汶川ウェン・ツァン に

  900人規模の救護隊が入ったようです。映像こそ流れませんが

  教護隊隊長がテレビのキャスターの質問に答える形で現地の

  様子を伝えるということをしております。隊長(王毅)による現地から

  の報告があり、いずれにしても救援隊が漸く現地に入れた、との

  報道。

    一般のテレビカメラは、北川県シェンにまで入ってるようです。

   中国のこの県シェンは、行政区でいうところの市の下にあたります

   ので、日本の町と考えていいでしょう。

    実は私は四川省のこちらの上側には行ったことがなく、下側は

  峨眉山や大仏で有名な樂山という観光地がありそちらへは足を踏み入れ

  たことがありますが、どちらにしても山間の道路を進むような場所なのと、

  少し高度が高い地方になると思いますので、夜は今でも少し寒いでしょう。

    で、この北川県のからの報道ですと、本当に日本のあの時と同じです

  避難所に非難された方への炊き出し、無料電話の設置、ボランティアの活動、

  夜と徹しての救護活動、そんな中での、地震発生地でのあの夜に生まれた

  赤ちゃんとその親御さんの表情、屋根も無いようなところでの医療活動、

  などが報じられ、映像を見る限りでは本当にあの阪神大震災を見ている

  ようです。

  Hushijie_2  災害のあったあの日は中国は「擭士節 フー・シー・ジェ」

  看護婦・看護士さんの日でした。

  震災発生後、不眠不休で現場で働く看護婦・看護士

  さんの姿に頭が下がります。

 

    三国志で言いますと、蜀の国(四川省)。

   あの当時から道路が他とは違い、山間の大変なところを通って

   いるような地域ですし、三国志、馬超が活躍するような辺境の

   ちで、少数民族の居留地でもあります。

    いずれにしても、温家宝首相の

   「助かるべき人は、一人残らず助ける」の号令のもと、

   これからまだまだ大変でしょうが、

    こんなときこそ 国力を 発揮して貰いたいものです。

    中国テレビニュースでも、国外の華人からの援助、

  留学生からの支援が取り上げられております、

   すでにテレビ局などでも救援募金の活動が始まっております。

  日中友好協会としても全国的な取り組みにこのあと入るでしょう

  函館日中友好協会としてましても、この取り組みに合わせる形で

  救援募金活動を取り組む予定でおります。

   会員の皆さんには改めてご協力要請の文書を発送致します。

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2008年5月13日 (火)

中国四川省 大地震 汶川地震報道

 昨日、中国四川省で発生した大地震の ニュースをずっと見ています、

 中国CCTV は、全ての番組を変更、昨日からこのニュースを特番

 で伝えております。

    地震発生地に近い汶川県ウェン・ツァン・シェン

  の名をとって、汶川地震と今回の地震を名づけているようです。

   今日も朝からその報道を見ています。

   地震発生もとの 汶川ウェン・ツァン との 道路が回復

  されておらず、その復旧にむけて懸命のようです。

   まだまだ、怪我人の手当て、病人の安全な場所への移動

  に手間取っているようです。

    現地は今日も雨で、復旧が一層困難になっているようです。

   日本のニュースで映像が見られる病院の倒壊は6階建ての

   病院が倒壊したものらしく、この他に学校が各地で倒壊、

   高い建物は病院や、公共の建築物が多いようです。

   中国事態は負傷者数などの発表はしていないようですが、

  日本で発表されている数字はどこから出ているのか分かり

  ませんが、いずれにしても事態がハッキリするにつれその

  数は相当のものになりそうです。

   重慶や成都 の、映像が流されていますが、今日の様子

  では、大分落ち着きを取り戻し、交通機関なども普通に

  動いている様子が見れます。ただ、道行く人々の表情は皆

  不安そうですし、落ち着かない様子が見て取れます。

   倒壊現場には既に重機なども入り、倒壊現場を掘り起こす

  準備にもあるようですが、下に人がいるとあっては、そうそう

  乱暴に掘り起こすわけにも行かず、人出に頼っているようです。

   大都市の病院はどこも運ばれてくる病人の手当てに追われて

  います。真夜中の病院の様子が流されていますが、夜と徹して

  の救護の様子が伝えられております。

   どの国もそうでしょうが、こういう事態になったときのライフライン

  の確保が確保復旧が一番の問題となりますので、その点では

  もう既にその点に取り掛かっているようですので、あとは、余震

  の問題と、二次災害が心配されます。

   山際の土地とそこを抜ける道路が多い地帯ですので、雨に

  よる災害も心配されております。道路が寸断されておりますので、

  何処へ向おうとしているのか、歩いて救援を求める人たちの

  映像も見えていますが、恐らくカメラが入って報道できている

  部分はまだいいほうだと思いますので、

      震源地には既にすぐに軍が入って救援活動をしているようです。

    携帯電話が一時やはり繋がらず、混乱したようですが、こちらも

  専門スタッフが四川省に入りコントロールし、解決しているようです。

     この地帯やはり、少数民族が多数暮らす地域でして、中央政府は

  次々に声明と会議を召集、声明を出しています。

    温家宝が現地で自ら指揮、自ら避難者に向って話しかけている

  映像も流されています。

    レスキュー専門家の派遣も順調のようです。

    道路の復旧が急がれると、言っています。道路を確保し

  医療隊を現地に入れたいというのが現在最も急がれる

  問題のようです。

   被害の把握と、今後の災害防止に全力が注がれることと

  思います。

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2008年5月12日 (月)

羽田ー北京定期便 就航延期 は残念

 胡錦涛 主席も五日間の日程を終え帰国。

  結構マスコミのなんかの評価は厳しいようですが、

  これまで、歴代 中国・主席の 訪日の経過や観点

  から見れば、今回の 胡 主席の訪日は際立って

  日本との関係改善の面では譲歩的な内容で、

  もっと、歓迎されてもいいはずだったのですが、

  直前のギョーザ問題や、チベット問題で消し飛んで

  終い、ちょっと気の毒な訪日時期の設定となりました。

   それに、もっとたくさんの実務レベルの人たちを

  引き連れてやってくるなら、実務面での話の進展もみられた

  でしょうが、その点でも首脳会談のためにきた主席、が

  大きなテーマのようですので、ガス田問題も含めて、首脳

  同士の間では進展?大きくあったと福田首相は訴えて

  ますが、日中間で協力調印までこぎつけた問題は少ない

  ようです。

    そんな中でも、羽田ー北京間の定期航路就航が

  見送られたのは残念。

    羽田ーシャンハイ便が就航しまして、こちらは

  好調のようです。

    地方都市に住むものとしては、羽田からの出国が

  できて、北京に直接入れるのならこんなありがたいことは

  ないし、加えてこの北京の利用飛行場が、南苑空港と

  いいまして、現北京飛行場より近いんですね、それで、

  発つときの成田までの移動が必要ないのと、ついた時の

  距離の近さから、北京への乗り入れがとても便利になると

  期待しておりました。

   オリンピック期間中は使わなくとも、この便があるなら

  これはとても使いやすい便となるので、期待しておりました。

   パンダは予定外でしたので、訪日前からの懸案事項は

  この辺にありましたので、残念ながら国土交通省は何かと

  国内問題でもお忙しいようですが、こうした国際問題にまで

  力が及ばないのでしょうか。

    羽田から発てるなら、地方都市にいても、午前中或いは

  午後早い便で発てば、羽田で乗り換えてそのまま、夕方或いは

  夜には北京で夕食が食べれます。

    嘗て羽田便では台湾・台北向けの便があってこのやり方で

  大変便利に感じていました。

   成田がちょっと不便すぎるというのが実情ですが。

   地方都市からの国外脱出は相当工夫しても、ロスが必ず

  でます。時間に余裕があるといいのですが、どうして、なかなか

  勿体無い時間が必ず生じてしまいます。

    それは、日本の地方何処にいても大なり小なり感じてられる

  方が多いと思いますが。

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2008年5月10日 (土)

中国の話 を 聴いてみませんか !

 何かと話題に取り上げられることの多い中国ですが、

 意外とキチンと知られてはいない部分がまだまだあって、

 もし、貴方?貴女?が、中国に多少なりとも関心が

 おありでしたなら、或いは、閑だから中国の話でも聴いて

 みてあげてもいいよ、という方、

   明日、11日・日曜日は 函館・地元 FM の

  FMいるか に お呼ばれしてます。

   午後の 「ハッシーののんびり坂スタジオ」

  というのに 出させていただきます。

  この番組には、月一回の割りでお呼ばれしてまして、

  パーソナリティの ハッシーこと 橋本さんとのやりとりで

  話題はもちろん毎回 中国 。

   聴いてる人はともかく?(いいのかなそんなスタンスで)

  私自身は毎回楽しいのでありまして、中国のことをこういう風に

  いろいろ訊いてくれる人がいるのは有りがたいのと、

   ハシモトさん毎回、何かしら新しい視点を私に教えて

  くれますし、日曜午後こんな話題で好いのかどうかは分からない

  のですが、呼んで頂いて、毎回中国の話を電波に載せて戴いて

  おります。

Oonuma  5月24日(土曜日) は、

    大沼国際交流協会 の お呼ばれで

  中国の話をさせて戴きます。

  一応、表題が「日・中互いの文化を理解する」という

  題をつけておりますが、 毎回で恐縮ですが、

  中国の話題で、話を進めさせていただきます。

    こちらは、無料ということですが、一応会場の大きさ

  がありますので、定員が設定されております。

   お申し込みは直接お電話で 大沼国際交流協会

    (0138) 67-3950 へ

   お申し込み下さい。

  会場が、大沼国際セミナーハウス  ということで

  ちょっと距離がありますので、市内から直送のバスが

  出るそうですので、お電話の際こちらもご確認下さい。

   申し訳ございません、要するに私は講演依頼を受けて

  講師として当日お話しはさせて戴きますが、具体的運営

  その他は私にはわかりませんので、

   北海道大沼国際交流協会   へお問合せ下さい。

   5月24日 土曜日 会場 大沼国際セミナーハウス

    13:30~15:00  までの 予定です。

    こちらも、 土曜の昼下がり、閑だから中国の話でも

  ちょっと聴いてみようか、という方どうぞ起こし下さい。

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2008年5月 9日 (金)

パンダ と いえば、函館にもパンダが来たことがある

  もう、古い話なので、恐縮ですが、函館にもパンダが来たことが

  あるんですね。凄いでしょ。

Xiongmao  このパンダがそうですが、

 といってもパンダはみな同じにしか

 見えませんが。

  函館に来たパンダはその後

  中国・成都 の パンダセンターに帰りまして

  数年後でしょうか、出産したようです。

   函館はそのとき「青函博」というのでして、

  昭和63年 1988年のことですから

  20年前だ。

   そのときは、中国から飼育係もやってきまして、

  それはそれは、大変。

   さらに、パンダは何とも無かったのですが、

  飼育係の方がアクシデントでこちらの病院に

  入院しちゃうという、オマケつきで、

    パンダは何の苦労も無かったのに、

  人間の方が大騒ぎ、という具合でした。

   パンダはオスメス2頭きたんですよ。

  思えば、東京を除いて当時パンダを見れる機会なんて

  そうそうなかったのに、凄かったんだなあ~

   と今頃思ってます。

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2008年5月 8日 (木)

胡 錦涛  主席の 訪日

 中国の 胡錦涛国家主席が 来日しています。

 ビックニュースですので、当然各新聞・マスコミこぞって

 このニュースを扱っております。

  情報量としては、もう既に相当量のものがありますが、

 これだけの大きいニュースですので、ここでも少しだけ

 違う観点から触れさせてもらいましょう。

  お隣の国とのトップの行き来が10年間途絶えていたというのも

 ちょっと、そのこと自体がどうなの?という感じなのです。

  よしんばどんなに憎んでいたとしても、ですよ。

  況や国家を預かるトップが行き来しないというのは異常でしょう。

  一方で経済や文化の面では、往来がますます盛んになり、

  取分け経済的には、双方その依存度は相当のもので、今回の

  ギョーザ問題などもその一端といえます。

   両首脳が、何処かの国へ双方出かけていて、そこで会って

  知らん振りも出来んから、そこで話し合いをするというのと、

  こうして正式に訪問するのとではまるで違うということです。

   

   その意味で今回、胡錦涛主席が、5日間という割とキチンと

  した日数を訪日に充てている点、訪問先が日本特定され、何処か

  へ行くついでとか、行って来た帰りとかではなく、日本訪問の為の

  訪問である点に重きがあると思います。

   今日あたりのマスコミの論調は、「何の?進展もない」との論評

  ですが、両首脳が会って共同声明を出すということは、その声明に

  そんな細かな問題が明記されるはずなど無いのでして、声明は

  将来に向けても残るものですから、あの程度の内容と表記の仕方

  であることが当然で、むしろ私が注目したのは、

   今回、所謂歴史問題がまたぞろ取り上げられその表現も巡って

  両国が細かな表現上の問題でギクシャクするということが必要ない

  くらい、歴史問題はアッサリしていた点と、二国間の関係を将来に

  向けてどう方向性を持っていくかに力点があったという、これまでの

  首脳会談とは違った新しい段階に入った点が、10年の間隔を置いて

  互いに学んだことなのでしょう。

   ギョーザ問題は、首脳同士が片付けるというより、事務方というか

 専門分野の問題でしょうから、胡主席の「一定要査清楚」(必ず明らかに

  する)と共同記者会見で言ってますから。それでいいのでは。

  トップがそういえば、あとは現場の人たちがそれに添って片付けると。

  オリンピック問題での質問で、福田首相はその開会式への出席と

 問われて「ん~、まだ先の話でしょ・・・」の答弁や何かを含めて彼の

 言い方は非常に含みが多くて訳しづらいですね。通訳泣かせのところが

 あります。100日を切ったオリンピック開会式がそうそう先の話でも

 ないし、一国の首相の予定がその程度の先の予定を組んでないのか、

 それとも、それまで自分が首相でいるかどうかすら今は分からないから

 返答しづらいということなのか、

   それなのに、ガス田での問題のところでは、通訳を一端さえぎっても

 途中で割り込ませて成果進展を強調してましたが、その進展中身は言えない

 というトンチンカンな、成果強調。どうも彼の話しの持って行き方は、

 中国語に限らず、外国の人に理解してもらうには分かりづらいと思います。

  まあ、日本人の我々でも少し歯切れが悪いなあ、とは感じますが。

   歴代、中国主席の中でも時代でしょう、胡錦涛主席の中国語は分かり 

  よく、なんせ毛沢東は勿論、鄧小平、江沢民でさえ、訛りが酷くて中国語

  そのものが聞き取りづらかったのが、胡主席になって画期的に判り好い

  ものとなり、話すスピード、区切り、内容、通訳を付けての話に慣れて

  いるのがよく分かります。

    この後の予定も、大学での講演や、奈良の寺を訪ねるという、これまた

  以前であれば中国首脳が必ず訪れていた最先端技術をもった工場見学

  といったところへ行かないのも、これまでと違ってます。

   もうそろそろ、そいう日本の技術ばかりを学ぶのではなく、両国の文化

  交流の歴史跡を訪ねる、経済優先からの脱却が見えます。

    ついでですから、パンだの問題にも少し触れておきましょうか。

  あれは、本当にたまたまですね、主席が訪日されるほんの数日前に

  パンダが死んじゃうという予期していない、主席の予定には何も無かった

  事態が発生して、上野の動物園にパンダがいなくなっちゃった。

   折りしも、主席訪日が迫っていた。パンダ・パンダと騒ぎ出したのは

  日本側です。当り前ですが中国側にとっては全く問題になりません。

   さて、せっかっく来るのに何か土産話がいるし、パンダがいいんじゃないの

  と囃し立てたのも日本側です。そうまで言われて何もしないのは意地悪で 

  しょうから、中国にしては画期的に急いで考えられないくらい早い決断で

  「パンダいいですよ」と主席が言った。それも、これを目玉にするのは

  適わんから、日本ついて直ぐにその話題を出し、快諾。本筋の会談の

  前に片付けちゃうという気の使いよう。

        そうなったらなったで、マスコミが今度は騒いでいるのはそのレンタル

  料が高いんじゃないのと。でも、そんなのこの話の前に分かってたでしょ。

  東京都の税金・・・と、論調が変わってきた。でも、もし今回全くパンダの

  話題が出ない或いは、パンダは駄目と言ったらそれはそれで、どんな

  非難を浴びせるのか、どうもやってることが目茶苦茶です。

   東京とは自分とこのナントカ銀行の尻拭いに多額の出資をする位

  余裕がありそうですが。

    長くなりました、もう一つだけ、

  一部 新聞ですが、 胡 錦涛 の 名の横に、フー・ジン・タォ

  とカタカナの中国読みがありました。この点でも多少進展が。

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2008年5月 7日 (水)

中国語を学ぶ高校生達、「国際文化フォーラム通信」戴きました、ありがとうございます。

 財団法人  国際文化フォーラム  発行の

 「国際文化フォーラム通信」第78号 届きました。

Guojiwanhua  今回の特集

  「中国語を学ぶ仲間で

   中国に行こう」

  を興味深く拝見いたしました。

  このプロジェクトは、

   昨年夏、

   「漢語橋日本高校生夏令営(漢語橋:

    日本の高校生サマーキャンプ」と名づけられ、

   日本の高校生に中国の社会・文化を体験して

   もらい学んだ中国と実際に使って貰おうとの企画。

  

  全国33都道府県の108校から約280名の応募があり、

  そのなかから91名の高校生と引率の先生、総勢99名

  が10日間の行程で北京と大連を訪問し、交流した

  内容が報じられております。

   参加された方の感想もいろいろ載ってるのですが、

  その前に二つの点に注目する必要があります。

   一つは、高校の段階で中国を学べる環境が全国的に

    整いつつあるということですね。応募校数が全国で

    108校あったそうですから、未応募の学校も含める

    と、更に多くの学校で中国語が履修できる、

     ここ数年でそういう環境が整いつつあることを

    嬉しく思います。

  二つ目、高校生の年代で、中国語を訪問し交流できる

    時代になったことに、驚きと今後の期待がないまぜの

    ある種感慨を感じます。

     とても、大切なことです。若い多感な時に自分の学んだ

   言語をいかして交流で来る場が持てる、

     そして、こうして撒かれた種は必ず時を経て芽を出し

    成長することを確信しております。

     種は一両日では、芽を吹きませんが、やがてかならず

   芽を出し、葉を茂らせ、花を咲かせ、実を成らせることでしょう。

   そのためにも、我々は普段に種を撒く作業をしておかなくては

   なりません。友好の種はいつでも、誰でもできることから、自分の

   廻りに撒いておくことが大切です。

     いままさに、胡錦涛主席が日本を訪問しております。

   国家主席が訪問するのも大切なら、

   ごくごく普通のこうした高校生同士の交流がも同じくらい

   大切です。

    

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2008年5月 6日 (火)

中国を解くキーワード 「関係グァン・シ」関係が大切!

 中国を解くキーワードが幾つかあります。

 その一つに、「関係 グァン・シ」(関係)があります。

 関係が(主に人と人との関係)あるかないかで、中国では

 物事の進展がまるで違います。

 「関係グァン・シ」さえあれば、鬼に金棒、と言ういいますか、

 ぎゃくに「関係」がないなら、かなり大変、と言うことになります。

  今回、昨日ご案内いたしましたが、私にホームページの

 「私の見た中国」を更新いたしました。

  今回の話題は、「電話帖」ですが、実はわたしが言いたいのは

 この「電話帖」を通して見えてくる、中国の根本的な問題、「関係」

 を書いています。

Dianhuabu 中国では個々人がその「関係」から作り上げた

 個々の電話帖が、その人の頭の中にあり、それさえ

 あれば、用が足りるわけでして、

  常に、この「関係」が根底にありますから、常にその「関係」という

  フィルターを通してモノを見ますし、そこを通して色んなことがやって

  きますし、何かしょうとしたら必ずそのフィルターを通すことが要求

  されます。

    これは、電話の話ですが、この「関係」が根底にあるというのが

  理解できるなら、彼らの食事の仕方、彼らの普段の付き合いのあり方、

  彼らが見知らぬ他者に対しては必要以上に冷淡というのも理解?

  できます。

    つまるところ、ある枠組みの中にいないと、物事が上手く運びません。

  それを「関係」ということで作り上げます。友達の友達は皆友達だ~!

  というあの遣り方ですが、どこから入ってもいいのですが、取りあえずは

  この”友達の輪”の中に飛び込まない限りは、実際が見えないし、何も

  教えてもらえない。 ”蚊帳の外”ということですね。

   で、今回のこの電話帳の話題はですね、

  電話一つするにも、ただしたんでは何にもならないのです、

  電話して、何らかの用を足そうとするなら、電話の前に「関係」を

  まずは使って、電話する先との擬似「関係」を築き上げたその上で

  「わたしはアナタの仲間ですよ」とのメッセージを先に携えて電話

  するのか、それとも全く係わりのないものか、単に電話してみました

  というかたちで電話するかの違いは、中国社会に入るかどうかの

  違いがあります。

  

    電話帖 ひとつ とっても、中国社会のそんな面が見えてきます。

  今回の ⇒⇒ こちらから 「電話号碼簿ディェン・ホァ・ハォ・マー・ブ」

   をそうした目で見てもらえば、また違った感想をおもちになることと

   思います。

    どうぞ、『隗』のホームページ、「私の見た中国」をお楽しみ下さい。

    

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2008年5月 5日 (月)

5月号ウェブ版 「私の見た中国」 アップ

 5月5日 毎月その月とぞろ目の日に更新しております

 ウェブ版「私の見た中国」が更新されました。

  今回の話題は 「電話号碼簿 ディェン・ファ・ハォ・マー・ブ」

   で、電話帳を取り上げての話題となっております。

   上をクリックして「隗」のホームページへおはいり下さい。

Dianhuabu  中国もいちおう電話番号簿はあるのですが、

 これが意外なくらい利用されてません。

  それは、何故か?

   そして、中国での電話事情はいまどうなっているのか、

   といった話題です。

    「隗」のホームページでは毎月一回、 

   私の見た中国  が 更新されます。

   毎回身近な 話題からみえて来る中国がその

   話題の対象となります。

   私の見た中国  は 同時に違う内容で

   機関誌としてペーパーバックでも発行されております、

   こちらの読者も募集いたしております。

    毎回、熱心にご覧いただいている愛読者の皆さん

   ありがとうございます。

    それでは、

    今月もこちらから → 「隗」ホームページトップへ

    お楽しみ下さい。 歓迎

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今日、日中の中国語教室はお休みです

   同学イ門!

  今天的学習漢語班停課一天

  別錯過

 

   函館日中友好協会中国語教室の生徒に皆さん

   今日は中国語教室がお休みとなっております、

   どうぞ間違えのないように

   口自イ門、下星期一見

   来週の月曜日お会いしましょう

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2008年5月 3日 (土)

少林寺 小僧 さん、 今週見た映画

  ちょっと、題名を忘れたのですが、日本公開の映画で

 少林寺からきた小僧さんを主人公にした映画が評判とのことで、

 そういえば、この前の旅行で大量に買ってきたDVDの中にも

 そんなのがあったぞ、と思い出し、

 Xiaolin_1   引っ張り出してきたのがこの映画、

 何せ余りに大量に一度に買う為

 見切れてません。それに、スカパー

 でやるドラマに興味があるものがあると

 そちらも見なくてはなりませんせんし、

Xiaolin2  そちらもちょっと、撮りたまっている状態で

  見切れてません。

   それはともかく、

  「少林好小子 シァオ・リン・ハォ・シァオ・ズ」

  は、せっかく少林寺の上手なかわいい小僧さんを使いながら

  ストーリーはまるで香港映画のノリでヒッチャカメッチャカ?

   といって好いのかな??

    こうした映画を見るたびに思うのは、この映画ひょっとして

  3日くらいで作ってないか! という感想です。

   どうもやっつけ仕事といった感じがします。

   ドタバタならそれはそれでいいのですが、それとも違って

   作りが荒いといいいますか、もっと、ちゃんとやってよ!

   と言いたくなります。

    主人公の少年も可愛いし、周りにも個性的な俳優さんを配して

   いるのですから、あとは台本が良ければ、かなりいい映画が

   撮れそうですのに、残念。

    その日本公開の方の、少林寺小僧さんの映画は評判が

   いいようですが、見た方がいらしたら、教えて下さい。

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2008年5月 2日 (金)

地震を知らない中国人留学生の初体験

 先日、といっても一昨日のことですが、函館でもすこし揺れの続く

 地震がありました。

   そのあとも、少し地震が続いているようです。

   今日も、福島であったようです。

   先日の地震はこちらでは、グラッ ときてから数秒

  ユラユラとしてましたので、まあ、道路を歩いていたり、

  クルマを運転中の方には分かりにくかったかもしれません

  が、それ以外でしたら分かりそうな揺れでした。

   さすが、地震王国。そのとき私はある人と会談中でしたが、

  私を含め、私の周囲の人たちは誰一人慌てることもこともなく、

  地震ですね、と落ち着いた声で皆言い合って、治まってからは

  何事も無かったかのように、そのまま中断したのも忘れるくらい

  すんなり、もとの話に入ってました。

   さて、中国の留学生に限らず、中国の人はそれはもう地震

  なんて滅多にどころか一生会わずにすむ人がほとんどですので、

  今回の地震が大概の留学生、とりわけこの春や昨年秋に来た

  留学生に会うごとに訊いてみました。

   Aさん:最初はなんだか分からないうちに、なんかゆらゆら

       変な感じがして、近くのBさんに訊いたら、Bさんが

       地震じゃない!というのでそれから慌てて、とても

       怖かった。

   Bさん:地震は教科書にも出てきたし、日本人の日本語の先生

       からも話は聞いていたが、初めて。治まったあと、窓を

       明けて周りの日本人の様子を見たがだれも外にも出て

       こないし普通に歩いてるし、クルマも普通。電線が激しく

       揺れているのをみて、それが怖かった。

   Cさん:学校にいました。とても怖かった。日本人の友人が地震よ、

       と言ったので、すぐ分かった。地震なのは分かったが、その

       あと何をどうすればいいのか分からない。何時まで続くのか

       分からなかったが、とても長い時間にも思えた。でもきっと、

       そんなに長くはないらしく、日本の人が「終わった終わった」

       というのを聞いてどこでそれが分かるのかが不思議。

   Dさん:書き物をしてました。ゆらゆら机が揺れて、体もゆれて、あぁ

       これが地震なんだ、というのはずっと後になってから分かった。

       そのときは、なにコレ!って思っても、何をしていいのかも

       分からない。声を上げッたかったが誰も皆静かだったのが

       かえって怖かった。

   Fさん:ぜんぜん怖くないけど、突然くるんですね(そりゃそうだ)、

       アットいう間で、そのあとまた同じようにくるのかどうかが

       分からないので、近くの人に訊いたら、「もう大丈夫」と

       言ってくれたが、どうして大丈夫と言えるのかが分からない。

   Gさん:あれは大きい方の地震ですか?小さいですか?もしあれが

       小さいなら私は怖い。そして、どれくらいの間隔であるのかが

       知りたい。

   Hさん:その夜中国に電話して、両親に伝えました。両親はとても心配

       して、中国では全くニュースになったいないようです。これくらい

       の地震はよくあるから、ニュースにはならないと日本の人は言って

       ますが、よくあるなら、どうしたらいいですか。

        中国の両親はとても心配しています。

   Iさん:その日テレビを見ました。新聞も見ました。でも、ほんと小さい

       ニュース。ガソリンの話の方が大きい。これが不思議。

   Jさん:地震はいつくるか分からないので、もし、夜寝ている時にきたら

       分かりますか?何か準備が必要ですか?地震は日本人は

       怖くないのでしょうか?日本の何処が一番地震多いですか?

       ・・・・(このあとも次々と質問攻めにあう)

   と、10人くらいの留学生に会うごとに尋ねてみたら、

    こんな結果でした。

    やはり、怖さよりも分からないというのが正直なところでしょう。

    

    地震マニュアルのようなものも各自治体で用意しているはずですが、

   はたして、それが中国語表記までまにあっているかどうかは

    分かりませんが。

     

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2008年5月 1日 (木)

5月1日 ・・ 労働節、お祝いムードの中国

Laodpngjie 今日、

 5月1日は、

 日本ではメーデー

 中国語では

 労働節

 といいます。

 中国ではこの日

  祝日でお休みです。ゴールデンウィークということで連休に

  しているようです。

    昨日が、オリンピックまでカウントダウン100日の日で

  様々な催し物が開催され、中国は今、祝賀ムード一色。

    開催国そのものは、こんなもんだと思います。

    それはもう、喜びの度合いが違います。

    昨日の祝賀歌会は、そうそうたるスターが勢ぞろい、

    豪華キャストがずらっと壇上に。

    万里の長城でもイベントが、

    ヨットレース会場の青島でも海上を使ってのデモンストレーションが

    チベットラサでは、その象徴ポタラ宮殿を背景に、飾り付けが

    オリンピックムード  一色です。

    まるで世界と温度差が。そうりゃそうでしょう、

    オリンピック会場もそろそろ皆出来上がりました。

    チケットの販売の話題も過熱しています。

    残り100日を記念しての、「あと100日 グッズ」も売り出されて

   商魂のたくましさを見せ付けられます。

    そして、今日からのお休みと、

    熱気がまるで他の国とは違うのが、面白いです。

    片や日本は、

    一日違いでのガソリンの値段が大きく違うと大騒ぎ、

    お年寄りからもウムを言わせずその年金から徴収する

    遣り方に批判が。

     日本では、私の住む、函館も今日はとてもいい天気で

   一気に気温も上がりそう。このあと、好天が続くらしいですが

   今年のゴールデンウィークあまり良いニュースがなくて、沈み

   がちな日本と、行け行けドンドンの中国、

    さてさて、どっちがどうとはいえませんが、

    すぐお隣の国では、湧くような祝賀の気分、

    そんな感じをみなさんがおもちになっているかどうかは

   わかりませんが、ホントすぐお隣の国なのです。

    北京も今日当たりは暑くなり始め29度くらいになりそうです。

    中国の友人から、祝賀ムード溢れるメールを戴いております。

    日本は残念ながら全くそんな感じではないのですが、

    一応その熱気に応えるかたちで、返信をしておきましょうか。

                  2008年5月1日

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