中国汶川地震 ⑮ 唐家山堰の危機を脱する
日本の新聞や、テレビ報道は
自衛隊機が出るかどうかで、昨日は一騒ぎ、
どうもいけません。
そんなこと?はどうでもいいんで、
昨日もここに書きましたが、災害地の本筋のところの
何が大切で何を急がなければならないかを、論じたりするのは
意味がありますが、
どうも、本筋からは離れたこうした、脇の問題でゴチャゴチャ
して、その事にまた労力が割かれるのは全く意味がありませんし、
それよりも邪魔なだけです。
テント不足も深刻です。
医療スタッフも疲労がピークにきています。
人間の緊張感持続にも限界がありますから、
三週間が過ぎた今が働きづめに働いてきて、その緊張が少し
解かれ、本当に緊急を要する患者の処置がひと段落した今
本当なら医療チームにも休息が必要です。
負傷者の数はさすがに減少気味あるようですが、災害から
くる極度の緊張感や環境の激変で体調を崩す人が増えてます、
また、食べ物の関係でしょう、そちらからも体調を崩す人が増え
その対応にも今追われています。更に昨日も書きましたが若し、
現地の天候が快復し、気温が上り始めると、それはそれで伝染病
含めて対策を対応が迫られます。
洪水危険個所が一箇所ではないので、まだまだ安心できませんが
唐家山堰の決壊防止措置が一応完了したようです。
避難者の避難場所も広い中国ですので、我々の想像以上に広い
面で、点在しておりますので、物資の配送、管理が大変です。
まだ自分達が応急的に張り巡らした、ビニールシートで雨よけを
している被災者が多いですから、先ずはテントで雨を防げて、安全な
場所に纏まって避難して貰うことをしないと、今後の手当てその他の
労力が大変です。
被災者が自分の家の周りを離れられない問題は、何時の時代どの
被災地でも見られる現象でしょうが、この問題も個人のいろいろな事情
と絡まって大変ですが、解決していかなくてはなりません。
世界各国から、成都飛行場に次々と救援物資をテントが届いてます。
今日もジャンボ機でテントが届いた様子を、ヤフー中国は配信しています。
とにかく、そんな大変なまだまだ遣ることが山積みなのに、
本筋と離れた問題が必ず、これまた次々と発生し、ある部署はその対応
に追われるわけですね、この労力も本当はもったいない、のでして、
もっと、本筋に集中できるように、
やいのやいの言ったりせずに、
手だけを差し伸べればそれで、いいのでは。
明日はこどもの日、
苦しめました。
ですが、幸いにして災害に会っても強く立ち上がろうと
している子供たちの姿に心打たれます。
未来は君たちのものです、今は苦しいでしょうが、
希望を失わずに、乗り越えて貰いたい。
有人説、痛苦滋養勇気。仮如一切都美妙順利、那就不可能勇敢。
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