『 アジアの鉄道 おもしろ事情 』今週読んだ本
世に鉄道ファン・鉄道マニア と
呼ばれる方が多くいらっしゃるのは、つとに有名。
そこまでいかなくとも、鉄道のファンは
多い。
こんなに便利になって、いまさら鉄道かよ、 と 飛行機移動に
慣れておられる方はお思いでしょうが、
どうして、その時間もかかる、鉄道の旅が 味があって捨て
がたい。
つい先日も、上海→蘇州間の高速鉄道の話をお客さんと
していて、またぞろ、中国の鉄道の旅がしたくなった。
そこで、旅はそうそうすぐには行けませんので、本を読んで
ここは、少しは行った気になろうという算段。
この本の著者も相当すごいです。
この方は中国に限らず、アジア諸国の鉄道全踏破が夢
なんだそうで、これ一冊でもそうとう乗ってらっしゃいますが
これ以外にも著書をおもちのようです。
この著者もそうでしょうが、新しい列車が走るようになった
と聞いたらもううずうずしてるんでしょうね。
取り上げられている、中国の鉄道に限って言えば、
私も中国だけなら負けないくらい乗ってます。どの路線にも
想い出があって、読んでいても懐かしく、楽しい時々の
情景が思い出されます。
台湾の駅弁事情に ふれておられて、
自強号の台北駅で購入のお弁当は、私も同じように写真に
とり、そのパッケージまで大事に仕舞い込んでいるのには、
同じようなことをしている人もいるんだ・・・と感心しました。
中国→ベトナムの国際列車は乗り逃したのが今でも残念。
速さを売り物の列車が此処のところ、着目されておりますが、
どうして、旅は速さだけでは、楽しめないもので、
速さを諦めて、捨ててこそ、見えてくるいろいろなものが、
それこそが、日常とは違った、旅の魅力の一つだと思うのでしょうが
如何ですか?
鉄道の旅は、どこか楽しいばかりではない、様々なことを教えて
くれますが、残念なのは、どの国も速さに押されて、鉄道がどんどん
追いやられている点は、同じです。
中国はまだ大丈夫でしょう。
毎回旅のつど、中国鉄道旅行時刻表 を買って、
その数ももう相当たまりました。
この時刻表がまた楽しめるんですよね、
まあ、そうした趣味のない人には不思議な世界でしょうが。
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