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2008年2月 9日 (土)

2008年・中国電視台・「春節聯歓迎晩会」を見る

  今年の「春節聯歓晩会」を、今再放送で見終わりました。

 この番組もともと、長いので、なかなか一気に見終わることが出来ません。

  今年の番組の特徴は、何と言っても、春節に入る直前に見舞われた

 大雪の話題が、取り上げられてました。

  それだけ、影響も大きかったということでしょう。

  被害も相当で、被害に遭われた方には、本当の心よりのエールが

 各地からも送られてました。

  また、左程の被害ではないにしても、丁度春節で帰省の途中にあった人

 が相当数おられますので、その故郷へ向う途中で、或いは、故郷へ向おう

 として、雪害で交通機関の混乱に遭い、ある人は断念し、ある人は道途中

 という状態の人が相当おられるようでした。

   この番組自体は、プログラムの編成や、各出し物の練習なんかは、かなり

 前からスタートしているはずですから、今年の番組途中での、雪害にたいする

 取り組みを詠ったものや、各地からの直接の中継などはあれは、間際になって

 番組全体の編集をやりなおしたものなのでしょう。

   名だたるスターが舞台上に総揃いでの、急ごしらえの、雪害救援を詠う詩

 の朗読などを聴いてたり、コントの中でもこの雪の話題が、各ゲストの挨拶でも

 そのことに触れる、という気の使い方から見ても、

  雪害の酷さが伺えるもので、08年の春節聯歓晩会は想い出に残る一年と

  なったようです。

    全体を見て、余り歌や歌手に関心が無いものですから、かと言って

  中国語理解度が追い付かず、お笑いのツボが全部中国の人と一緒という

  わけにもならず、

    今年の「晩会」で私個人が、一番に印象に残ったのは

   去年は、聾唖者の方が沢山でての千手観音の舞踏でしたが、

   今年は、手の影絵というのでしょうか、手を使った影絵で、鳥や犬や人を

   表現し、その鳥の声も自由に真似していた、芸に感心しました。

     江戸や猫八、という芸人さんが日本にもいましたが、口笛で鳥の声を

  吹き分けるのですが、それに手で影絵を付けたような芸です。

   でも、実に本当に道具を使わず、両方の手だけでなかなか細かい表現が

  できるもので、凄い芸人さんがやはり探せばおるものと、感心しました。

   コンピューターグラフィックやら、レザー光線やらと、科学の最新機器を

  使っての驚くような映像を見せられるより、結局はこうした素朴で単純な人間

  本来の持っている能力を使っての芸には勝てないような気がします。

   残念ながらここにその映像を出せるといいのですが、映像はありません。

   そんな、被害者の被害地をおもんばかってなのか、全体に控えめと感じる

  映像・演習の処理は、ただただ、派手さや華やかさを追うよりもいい面も

  あるのでは、ないでしょうか。

   

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