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2008年2月23日 (土)

『三国志』 を 旅する

  物語の舞台を旅したい、という興味は何方もおもちのようで、最近では

 「冬のソナタ」の舞台となったあの並木道に立ちたいと、憧れる主婦の方

 が韓国へ押しかけたりと、時代を違えてもそれは何時もあるようです。

 Sanngokusi_no  『三国志』 ゆかりの地へガイドはこの本が、最適。

 最初のお断りしておきますが、一回の旅行でそれら

 全てを旅する、というのは勿論無理です。

 何せ広いですから、何回にも分けて旅されるか

 或いはグッと的を絞っていただかないことにはそれは

  無理と言うものです。私もまだ全部は果たせていなくて、次この近く

  に行ったら、ここは是非寄りたい、と目論んではおりますが、中々

  上手くいきません。

    それに、白亭城とか、徹底的に観光地となっているところは、まだ

 (そうは行っても此処へ行くまではたいへんですよ)何とか観光ルートに

 のって、成都の街なんかを歩いていても、益州のその当時を歩いている

 と思えば、胸躍るものがあろうというものです。

  ですが、途中のたびたび戦場となっているような山奥や、だれそれが

 生まれた場所などというと、観光地化されてませんし、案内もなく、辿り

 ついても石碑が一本、畑の真ん中にど~んと立ってるだけ、なんてな

 ところへ、半日がかれで辿り着いたところで、帰り道もかんがえれば一日

 潰れちゃいますから、そりゃあもう大変です。

   大変ですが、旅というものは面白いもので、この何にもないような其処へ

 わざわざ足を運んで得た地元の人とのちょっとしたエピソードがどんな

 壮大な景色や、風光明媚な景観、荘厳な建築物よりも、多く印象に残る

 ことが多いのです。自分の旅した、その何回かの旅の、ベスト3は全て

 名だたる観光地ではなく、何故か余り知られていない、或いは全く観光地

 ではないそんな処を旅したその時の想い出にあるのは不思議です。

   自分でだけでしょうか。

   旅はいろいろな楽しみがありますが、読んだ・見た物語の舞台は

 どんなだろう、自分が想像したそれと同じだろうか、あるいは主人公と

 同じようにその場に立ってみれば、その感慨はまた違ったものがある

 かと、多くの人がそうした場所を訪れます。

  私が住む、函館の街も、いろいろな物語のシーンで登場し、映画にも

 たびたびなっていて、その場を遠くから訪れる観光客がすくなくありません。

  そして、その方達が、その場に立って抱く感慨は、またそれぞれでしょうが

 実は、そこに立ったその時の感情より、その街にもつ雰囲気だとか、

  その旅で触れ合った地元の方との会話だとか、

  もろもろの、そうした付帯するものの方が旅の印象は

  強く残るという、そんな感じはみんさん分かっていただけると思うんです。

   旅はいつも何らかの目的をもって出ます、目的無しの旅も、そういう

 目的という意味で同じです。

   そして、旅は目的が果たせようが果たせまいが、目的以外のところで

 多くのことを与えてくれます。

   どうでしょう、「団体有名観光地めぐりツアー」のような旅はかなり長い

 ことしてませんので、分かりませんが、私の旅はいつもそんなで、

  帰ってくるともう次の旅を考えてますが、実は次にゆく旅先がこれまた

 『三国志』ゆかりの地を考えてるものですから・・・・・。

   でも、『三国志』に限っていえば、作者の結構イイカゲンさもあり、

  2000年の時代を経ているせいもあり、自分イメージしたものが

 「冬のソナタ」のそれや、函館の元町・カソリック協会のようは

  絶対合いませんね。

   それを差し引いても、でもやっぱ『三国志』ファンは行ってみなくちゃ。

三国志の風景―写真紀行 (岩波新書)

買ったきっかけ:
ビジュアルで辿れる『三国志』の舞台。

感想:
写真でも十分に伝わる迫力。

おすすめポイント:
できるだけ、物語と同じ季節のその時期の風景が写されてます。

三国志の風景―写真紀行 (岩波新書)

著者:小松 健一

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