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2008年1月11日 (金)

中国もカード社会へ、(「隗報」66号、私の見た中国より)

Kaihou2  『隗報』66号、今回の私の文のテーマは、「カード」です。

  左の記事は小さくて読み取れないかも知れませんが、

  中国語を習って少したつと、中国の漢字が今我々の

  使っている漢字と、離れたものが数多くあるのに気付きます。

   中国が現在使用の漢字は、「簡体字 かんたいじ」と

 呼ばれていまして、以前あった漢字を、簡単に省略化することで、なりったて

 います。無論、そのまま使用している漢字もそれよりも数ありますので、

 基本的に読んだり、書いたりの意思疎通は、ある程度まだ可能です。

  そんななか、独自に新に作った漢字もありまして、これは、元の字がありません

 ので、なかなか、厄介であり、ユニークでもあります。

  日本語の「上」と「下」の字を、横線をそのまま一つに重ねた形の字を想像

 して下さい。これで一字でして、「カー」と読みます。これが、「カード」を表す時

 に使われたり、外にも使われますが、日本にない字で、想像できない字の一つです。

   さて、カードはもの凄い勢いで中国社会に浸透しております。

   外国から持ち込まれたものが最初でしょうが、当然中国独自でも今は様々な

 カードを発行しております。これらのカードはどこでもそうなんでしょうが、現金を

 持たなくてよいという利便性と、安全性が第一義でしょうが、それ以外にも、

 ステータスとしての意味合いもあり、カードを持つことが奨励され、カードを持って

 いることが社会的地位を現してる、という面も見逃せません。

  利便性だけでいうと、確かに便利な面があって、

  中国の大学はどこもマンモス校でして、先日知り合いの息子さんを、某大学

 に訪ねたら、彼は大学を案内してくれて、昼食もご馳走してくれましたが、

 大学の食堂も学生用と来客用が分かれていて、来客用は料理の種類も多いし

 室内もそれなりに豪華に作られており、普段はすぐ傍の学生専用食堂で食べる

 と言ってましたが、その時の支払いは、ポケットからサット出したカード一枚で、

 用が足り、途中売店や、何か外の催しでチケットを購入するようなときもその

 大学専用カードがあれば、学内では何でも用が足りるそうです。勿論それは

 銀行がうらうちしていて、親が定期的に、そのカードに授業料を含めて振り込んで

 いるのでしょう。あのカード一枚あれば確かに大学内は全ての用が足せて便利、

 ただし、大学の外では全く効力を発揮しません。

  クレジットカードは、また色々な制約があって、しょうがないのですが、どうしても

 縦割りでして、このカードは大丈夫でもこっちは駄目、という横の連絡が悪いため

 中国でも、どうしても一枚のカードで全て、と云う訳にはゆかず、それぞれ、

 数枚もつ羽目になる。となると、当然手元には、何枚ものカードが溜まる。

  加えて、昨今宣伝合戦も手伝って、店ごとの様々なサービスカードが加わり

 瞬く間に、余程注意していないと、身の回りはカードだらけになってしまう。

   こうなってみて、果たしてカードは便利かどうか、という問題に早くも

 気付き始めた人たちも現れてはいますが、全体はまだまだ、矢継ぎ早に発行

 されるカードをどんどん、受け入れてますので、カード総数としてはそれはもう

 恐ろしい数になる、というのが中国語現状です。

   どうぞ、『隗報』の方もご一読下さい。

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