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2008年1月12日 (土)

中国関係図書 『 労改 ラオ・ガイ 』

Rao_gai   学校が冬休みに入って、今年の正月は大した用も無く、

 ゆっくりできて、いいお正月でした。

  ことのほか、これまで溜まっていた積読本がほぼ一気に

 解決。更に以前に読んでもう一度、と思っていた本も看破、

  というわけで、相当数の本を読むことが出来ました。いい休みです。

  本さえ読めていれば、ご機嫌ですので、軽度?活字中毒患者としてましては

  至福の何日かでありました。

   今日の朝刊に、北京五輪控え締め付け強化、「人権活動家逮捕、批判した

  雑誌社に警察」の見出しの記事を見ていて、

   今日は、書棚から「労改」の本をとりだして、読んでました。

   まあ、どの国も隠したい部分はあるのでしょうが、それを力ずくでやっちゃうと

  暴きたい人たちにとってはますます、それが使命と化して、限がありません。

   この本も壮絶です。筆者は米国に移ったあとも執拗に中国へ入り込みその

  実態を報じようと、必死です。

   それで、初めてその実態を知らされるわけですが、だいたい、こんなんだろう

  とは想像してるわけです、こちらも。但し、この想像も、そのまた先立ちの人たち

  の告発があったから、想像できるわけでして、それが無くては、いつまでも

  分からないわけですから、大切なんですね。

   こうした活動家達にとっては、08年のオリンピックは一つ大きなチャンスです。

  内外の人が、動きますし、注目しますし、入ってきますから、絶好のチャンス。

  中国政府側は相当見栄っ張りですから、国外に見せたくないものは徹底的

  に隠すでしょうね。

    そんな攻めが合いがつづくんですが、実はこうした段階はいろいろな事情

  こそあれ、どの国も経験していることでして、この段階を超えて、所謂近代化

  がされるわけですから、その攻めぎ合いが穏やかに済むのであればそれに

  越したことは無いのですが。

    前にも書きましたように、オリンピックの年にいよいよ入りましたので

  こうした問題が、経済の面で、芸術の面で、政治の面で、生活の面で、

  当然多くなります。

      大切なことは、人間の遣っていることは、本当に根本的なところでは、

  大体同じことを遣ってるということでして、その部分では、いけない事は

  いけなし、好いことは好いと、それは国を違え民族を違えても変わらない

  部分があります。

    一方、国を違え民族が違えば、その歴史も、風土も、文化も、習慣も、

  違いますから、やり方考え方に違いがあって当然で、ある場面ではこの違い

  こそがその国を民族を形作るものですから大切にしなくてはなりません。

    ですので、違いが必ず悪いとはなりませんので、其の点は抑えて

  今後発信される中国関係のニュースをご覧いただければ、と願ってます。

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