今週の一冊も、 中国の食べ物の本
先週からず~と、食べ物の話が続いてますが、今週の一冊も又もや
食べ物についての本です。別に最近刊行の新刊本ではありませんの
で、ご覧になられた方も御ありかと思います。
中国の食べ物関する、洞察はなかなか深いですよ。
で、中華はその総体といえますので、中華料理はそうとうに研究の価値があります。
食と健康を、同時にかがる、というのは、昔の人は普通にしていたことでして、
普段の暮らしが、前にも書きましたように、季節と生活に食べ物がとても密着して
おりました。それが、近代に入り、それらは、乖離し、どうでもよくなったのです。
中国の食べもに対する、考え、
まず、食材を「熱ルー」「温ウェン」「平ピン」「涼リャン」「寒ハン」
とこう5つに分けますね。この5という数字も中国では非常に身近に有る数
でして、例えば5味ですとか、5穀とか、5がまずあって、
右に2つ左に2つとってですね、中間とうのが必ず存在しますので全体は5、
とこうなるわけですね。
これで上手くバランスがとれる、ということですね。
何かが足りなければそれを補う。その材料を口に入れ、補い健康を維持する
というのが、食事の基本にあるわけでして、
更にそれは、人間も動物ですから、自然界の影響が大きく、とりわけ気候と
日々のお天気なんかにも影響されますので、その点も加味してその日その日の
食事が決定されるというかなり奥深いものになっているわけです。
更に更に、食べることを大切にするこの民族の知恵はですね、食事の際の
時間やテーブルマナーにもちゃんと繁栄されていて、こちらの方でもまた
なかなか奥深いものがあります。
おそらく、こうしたことを、ぜ~んぶ書いていたたら、もの凄い厚さの本に
なりそうです。でも、まあ、そんなに一度には覚え切れませんし、必要もないので
上の本を思い出しました。大分前に読んだんですが、読み返してみて、
中国人はなんであんな元気なの?という質問にこたえるには程よい一冊です。
今週も食べるものの話が続いてしまいました、来週からは少し方向を変えましょう。
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