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2007年11月24日 (土)

在函・各国留学生 との 交流

2006nen6_001  昨日の、ユネスコの留学生との交流会でのお話しの続きです。

  函館に一体正確に何カ国の留学生がいて、何名いらっしゃるのかも

 分かりませんが、なかなか、彼らと一堂に会することはこんな小さな街

 でも、ないものでして、一昨日のパーティーはその意味でも大変貴重な時間を過ごさ

 せて、いただきました。

   もとより、普段は、中国人留学生との交流が主ですし、その中国人留学生も

 最近は何かの集まりの度に、初めてお会いする人がいるような状態でして、

 それ位、留学生の往来が激しくなっているということもありますし、大学へいらして

 その毎日は大学と寮かお住まいのアパートの往復なのでしょうから、なかなかこれで

 お会いする機会というのは、作り出さない限り、知りえません。

2006nen6_002  今回も教育大学の黄さんと、はじめて会場でお会いしました。9月に

 函館へいらしたそうですので、そういえばその後、留学生を交えての

 集まりはありませんでしたので、知らないのも当然といえば当然ですが

 この日このパーティーのお陰で知り合うことが出来ました。

  山東省の済南市の姉妹校からいらっしゃったようです。大変日本語がお上手で、

  最後の留学生を代表してのお礼の挨拶もしっかりされておられました。

   懇談の時間には、唄を歌う留学生や、踊りを踊って疲労してくれる留学生も

 おられて、会場は和やかな雰囲気でした。

 2006nen6_026  民族衣装を身にまとい、民族舞踊を披露してくださいました。たいへん何か得を

したような気になりました。

 どうでしょう、振り返って、日本の留学生も各国へ留学して出かけて

 いると思いますが、こうして、あるパーティを予想して、たとへば

 和服を事前に、持って行ったり、まして、日本舞踊を踊れるなんてのは

 少ないのではないでしょうか。

  だいたい、和服は着るのでさえ面倒ですから、それだけでも大変でしょうし。

  嵩張らない民族衣装は、持って出るべきなのかも知れません。こうして、パーティに

 民族衣装でいらっしゃる留学生は、親御さんがその衣装を持たせてよこすのでしょうか。

 2006nen6_009  インドの方とお話しができました。いろいろ教えられることがありました。

 彼女は日本語がまだ上手く使えないことを気にされて居られました。

 お一人、お一人挨拶をされるときもその事をおっしゃっていました、

 ですが、どうでしょう。私個人の感想から言わせて貰えば、

  私が好きなのは、立て板に水のような日本語は確かに舌を巻きますが、

  それよりもたどたどしく、自分の感想をきちんと間違いながらでも言い切ろうとする

  その決して聞き易くはない、日本語での挨拶や、会話が好きです。

   コトバはどんどん上手くなるはずですが、それは、上手くなると同時にそぎ落とされる

 何かと交換しているような気がします。

   日本へ来て始めての様々な体験を通しての驚きは、上手く表現できないとしても

 その人の胸に大きく響く何かがある筈で、それこそが、実は大事なんじゃないか。

  そうしたものに、驚かず感動も受けないようになった頃、コトバは急激に上手くなる 

 はずです。ですから、コトバが上手くなり始めてら要注意です。

  でも、日々の暮らしでは勿論コトバが上手くなってもらわないと困りますし、言葉を

 含めて日本語を学びにもいらしているのでしょうから、そちらでも頑張って欲しい

 ですが、その辺が複雑です。

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