毛 丹青 の 見る日本
昨日も書きましたように、毛 丹青がコーディネータ謙
通訳としてやってきます。
毛 丹青についてもう少し、
かれは、中国の作家、 莫 言 が北海道に来た時も一緒に来ています。
日本ではまだ出版されてませんが、手元に 上海文藝出版社発行の
『 莫 言・ 北海道 走筆 』 という 本があります。
これにも、毛 丹青 は係わっていて、
この本の 巻頭言 を 書いています。
李 鋭 の ことは 私は 一作しか読んだことがない、
まあ、たくさん読んだからといって、理解が深まるかどうかは別問題で
私の読んだ、『太平風物」 は、この作品単純に現代農村へのアイロニー
としてだけ、捉えればいいのかどうかちょっと疑問。
確かに、中国に限らず、農村は変わった、食料の生産地としての農村は
基幹であるべき位置を追われ、広大な土地は、ときにゴルフ場にも変わり
ときに、何か大きなものへ買われていく、生産しなくなった、農地、
生産をしなくてもいい、農民、
彼の代表作『厚土』は残念ながらまだ読んでないが、文革期の農地・農民
は当然こうではなかったはずだ、
では彼はこの『太平風物』で描きたかった農村風景は何だったのか、
李 鋭 は、今回の来日は11月2日に日本に入り、
翌日は大阪で、6日は東京で、10日は仙台で、講演を続け、
11日に函館に入ります。
こうして、なれべて見るとお分かりのように、函館以外の講演地
は全て大都市。
函館のみが地方一都市となります。
函館国際交流センターの 池田事務局長は、函館での会場の
聴衆の入りを心配されておられるようですので、どうぞ、多数の参加を
0138-22-0770 へ 電話で ご参加のお申し込みを。
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