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2007年6月14日 (木)

中国茶 の 話 ③

 今日もまた、中国茶の話なんですがね、昨日もお話しましたように、是非一度

 いや、一度といわずにですね、本物の中国茶葉から入れた、中国茶を先ずは

 味わって貰いたい物です。

  面倒でしたらね、最近随分と、専門店でなくとも中国茶を扱った喫茶店が

 でき始めてますから、そちらで試してみては如何ですか。

  私ところも、そうなんですが、私のとこは、かなり中国茶にこってまして、

 コーヒーはついでにおいてる、というか、おいてないと困るお客さんが多い

 ので、中国茶のついでにコーヒーもおいてます。

  コーヒーのついでに中国茶もおいてるお店もありますからそちらでお試し

 ください。

  で、最初になにを?とよくきかれるんですが・・・。これは答がないです。

  なにせ、好みというやつもあります、一緒に食べたりするものにも実は

  左右されるんですが、そんな難しいことはどうでもよくて、最初は何でも

  結構、まずは試しですから。

   そうまで言っても、必ず何か薦めて下さい、という方もいらっしゃいますので

  それであれば、日本の方中国茶というと直ぐにウーロン茶を思い浮かべるよう

  ですが、あれは、アサヒの陰謀でして、中国でもそんなに烏龍茶は飲まれて

  ません。

   多いのは、緑茶です。緑茶をまずは試してみて下さい。日本の緑茶とは全く

  似て非なるものですので、そのおつもりで。

   これがまた、緑茶の種類が細かに分かれます。ここからはツウの世界です。

   ですので、ここからは、それぞれが合うか合わないかを試したうえで先に

  お進みになれば良いわけでして、最初は本当に気軽に、本物の中国茶って

  どんなんよ?というくらいのおつもりで試されるのがよろしいかと。

   ベースに緑茶の葉を使い、これに花の香りをつけるタイプ、

  今流にいいますと、フレーバーというやつなんですが、この種類が皆さん

  ご存知の、ジャスミン茶となります。これは、ですので茉莉花という花の香り

  を緑茶につけたものですね、花が直接入ってるタイプのものと、花によって

  は香りだけつけて、花そのものは見えないタイプのものとがございます。

   あとは、産地です。これは日本茶だって、紅茶だって、中国茶だって同じ

  ことでして、産地が違えば、味が違います。

   こんどは、同じ産地でも何時摘んだ茶葉かによってでも違うのはこれまた

  上と同じで中国茶に限ったものではありません。

    といったように分かれていってさも複雑なようですが、な~に元は同じ

  ですので、緑茶の種類のところにやたら沢山の品種がかかれておったと

  してもビビル必要はありません。

   一番ポピラーか、余り高いのをイキナリ頼むとベースの味がわかって

  ませんので、それなりに損ですから、普通のを、先ずは普通が一番。

   メニューに一種類なんて、ついでにおいてるお店ではそうなりそうですが、

  それはそれで、出会いみたいなもんですから、いいんじゃありませんか。

   どうやって出てくるかわからんですが、好ましいのは中国式、葉っぱドバット

  のやりかたがいいんですが。

   葉を何もせずいきなりコップのそこにドバッと放り投げいれ、お湯をドボドボ

  と注ぎいれ、葉っぱが底に沈んだのを見とどけるか、底に沈みのを待ちきれ

  ないかは、かってですが、上澄みを飲みます。

   コップの大きさにもよりますが、とはいってもそうそうでかいのはないでしょう

  から、この飲み方で実は一番美味しいのは、一杯目を飲み干して、またまた

  ドボドボお湯を注ぎいれの二杯目か、そのうしろの三杯目が最高に美味しい

  というのは是非覚えておいて下さいね。

   ゆっくり二杯は飲みたいものです。

   できれば三杯目も味わえれば、ベスト。

   ほかにも中国茶は変わったお茶がいろいろありますが、そんなんに

  チャレンジ精神が旺盛な方はどうぞ、試して見て下さい。

   ただし、何事もそうですが、結局は基本の本当に普通のものが

  一番なんですね。

   

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