中国ニセモノ騒動を 考える
先日の 北京郊外にある公園の、似非ディズニーランドもどきの、公園を取り上げての
中国ニセモノ天国も、名指しされたその公演が、あらゆるぬいぐるみを取りやめたため
解決したようですが、
それにしても、日本のマスコミは、予算がないのか、話題がないのか、同じ画を何度も
何度も使い回しするのが多く、これが各局同じ画を使っていて、さらに、週末ともなれば
その週の主だったニュースを改めて紹介ということなのか、またしても同じ画を使う。
お勤めの人たちはそうでもないでしょうが、あれで、朝から晩までテレビを見ていたら
(そんな人も中にはいるんですね)相当数目にするらしく、「またやってたよ!」と何度も
報告を受けてます。私自身は2度ほど目にしましたが、ほぼ同じ映像で、キャスターと
いうんですか、あのアナウンサーとも違う半端な立場の人たちが違うだけで、やってる
ことは同じ。映像も使いまわし。
早い話が、キティーちゃんだ、ミッキーだ、ドナルドだ、ありとあらゆる似非キャラクター
がおるわおるわ、こんなん勝手なんですよ中国は、報道だった。
ん~、確かに遣りたい放題なんですがね、これに限らずブランド物なんかもねやりたい
放題。いけないことなんですがね、キャスターさんたちも、口をそろえて「著作権」とか
「商標権」の問題とか、正論をおっしゃってますが、もしそうであるなら、そんなふざけた
取り上げ方は止めて、深刻な問題としてキチンと取り上げるべきで、半ば面白おかしく
中国はホラホラこんなよ~、という紹介の仕方は、危険ですね。
ニセモノ問題は、中国でも困った問題ではあるのでして、国内でも一部かなり真剣な
問題として存在してるのですが、何度も言うように、何せ広い国で、加えて人も多くて
管理しきれないのですよ、実際の話が。
時間がかかるのです。それに中国の人自身も今今その勉強中です、「知的所有物」
に対する、値の有り方、というのがついこの間まで全く考えずにすんでた国なもんです
から、最近になって勉強し始めました。ニセモノは、キャラクターのニセモノくらいでは
実害がないですが、中国国内ではニセモノの氾濫でもっともっと深刻で切実な問題が
山ほどあって、キャラクターものまで手が回ってなかったわけです。
まあ、これからもいろいろな問題で中国は話題を呼ぶでしょうが、冷静な目であの
国を見て下さい。
たまたまニュースがなかったせいなのか、繰り返し繰り返し流される映像はある意味
その数はあたかもそのことの重要さと勘違いさせられます。
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