今日の話題:「土鍋から鉛流出」
毎日何かしら話題に欠かない中国ですが、今日の話題は深刻です。
札幌市内の一般家庭で使われていた土鍋から鉛が溶け出した、
というもので、その土鍋が中国製だった。
先日もアメリカで中国製ペットフードで多数の犬や猫が死んでいる。
実は中国国内でもこれに類似した問題は、最近に関わらず、時折
起こっていて、ニセモノ問題以上に深刻です。
更にこれらは、食べたり飲んだりの人間の身体に入るもですとその
影響は即人体に及ぼしますので、大変です。
どうして、そうなるかは簡単です。中国ではいま金儲けに目がくらみ
何が何でも売れれば、或いは儲かればそれでいいとの人たちが多数
出始めたためです。ずっと以前から、中国は経済市場主義を取り入れ
いままでのような計画経済的なものは総て捨て、これからは前を向いて
行こうじゃないか、とのスローガン、中国では「向前看シャン・チェンカン」
と言ってましたが、それが音が全く同じで「向銭看」とあてこすられるように
お金至上主義へと走り始めました。
急激な経済開放は、法整備も追い付かず、人々の倫理観も追い付かず
儲けた者勝ち、の風潮があります。
勿論、それを快く思っていない人も中国国内にだって多数おります。
先にも触れましたように中国国内でも酷い問題が多数発生しています。
早くそのことに気付いて貰いたいものと思います。
同時に、安いからと中国製に飛びつき輸入している日本の多くの
中間業者も注意が必要でしょう。
今や中国製品を抜きにしては我々の暮らしは成り立たないところまで
きています。
せめて直接口にする少量の部分だけでも、自給率を高める方向へ
向かうという姿勢だけでも見せてもらいたいものですが、
昨日にニュースの様子では、社会保険庁の問題に対する政府の見解
も、社会保険庁つまりは政府機関がそのものがミスを犯しておきながら
一時的でも手立てをしてあげますよ、というようなまるでしてあげている
意識のようですから、日本も相当問題ありですが・・・。
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