«  中国のお正月 | トップページ | 中国・新春を祝う  対聯 ドゥイ・リェン »

2007年2月14日 (水)

 中国お正月の 食べ物

 いよいよ近づいてきました、お正月「春節」(18日)。

 そこで、だんだん中国でも無くなりつつある中国の週間の中で、今日は食べ物の話を。

 お正月に一家が集まり、その前の日、除夕の夜は、一家全員が同じテーブルを囲んで

の食事となります。この夜の食事は「年夜飯ニェン・イェ・ファン」を、食べますが、この夜

の食事を皆集まることから「団円飯 トゥアン・ユァン・ファン」と呼びます。

 でこの「年夜飯」は力が入ってますから、それはかなり豪華。私がお呼ばれで、行った

お宅では、まずは必ず欠かさずでるのが「魚」これは中国語を習った方ならすぐ分かる

魚のユゥの発音が、余裕の音に近いので「年年有余(年々余裕が出てよくなる)」の

縁起をかついでの魚料理。

 勿論料理の方法は各地でまちまちだし、得手不得手や、その魚にあった調理法も

あって、いろいろですが。

 つぎに「年糕 ニェン・ガォ」(お餅)も必ずでます。こちらも発音からくる縁起かつぎ

でして、「年年高(年々高上)」の高ガォ の音がこの糕ガォ とかかっています。

 この手の発音(音)での洒落落ちが多く、日本の目出度いの 鯛 と、喜ぶの 昆布

のような遊びが多いのはどの国も同じと言えます。

 食後の果物も、その手でして、 リンゴ は ピン・グォ の音から 平安 ピン・アン

に係り、ナツメは 中国語での 棗ザァオ が 早 ザァオ と同音で 春が早く来ない

かなあ~という期待、 落花生は 一名 長生果 チャン・ション・グォ とも呼ばれ、

この字からお分かりのように、 長生きに係っています。

 そして、なぜ ギョウザなのか、というご質問を受けますが、

 ギョウザは、音と形に意味があり先ず形が、古代中国の貨幣が 丁度ギョウザの

ような形大きさでした。そこで、お目出度いこの日にギョウザを食べます。

 さらに この 餃子の中国語はご存知のように ジャオ・ズとなりますが、中国で

真夜中のことを 子(ね)の刻と言いますね、真夜中零時を 子夜ズゥ・イェ と

いいます。で、この新旧の年が丁度交代する、この交代の 交の 音がジャオ

でして、餃子ジャオ・ズ と 交子 ジャオ・ズの 音が重なります。

 つまり、 餃子を食べることで、年を越す(交子)となるわけであります。

  皆で餃子を包む時、その餡の中に、硬貨やそのほか何か目印になるものを

炒れ、それを皆で食べた時、それに当たった人こそ、その年の幸運が訪れる、

という趣向もよくやります。

 どうぞ、よいお年をお迎え下さい。

|

«  中国のお正月 | トップページ | 中国・新春を祝う  対聯 ドゥイ・リェン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です:  中国お正月の 食べ物:

«  中国のお正月 | トップページ | 中国・新春を祝う  対聯 ドゥイ・リェン »