« 丁  雲 講演会 | トップページ | [ »

2006年11月 7日 (火)

シンガポール華人の喪失と漂流

Dinyun_2 丁 雲 講演会、会場でこのような

冊子をいただきました。

 アジアの作家が、紹介されその作品を

目にすることは実は私達はそれ程多く

ありません。

 それは、日本の出版事情にも大きく影響されますし、

 出版に限らず、アジアへ眼を向けるということ自体が

 そう多くないということを意識しないわけにはいきません。

  作家の思考とか、表現方法は、その地域を超え

 持っているものと、作家も一人の人間として、その立って

 いる時代と地域から逃れることは出来ませんので、彼の

 「シンガポール華人としての喪失と漂流」をどれくらい

 理解できるかは別にして、彼はどうも中国語でものを考え

 中国語で表現しているようですので、その言語に影響される

 部分も無視できません。

  漂 ピィャオ の 感じが、中国語の漂と

  日本語それとに僅かに違いがあるかも知れません。

  彼は会場で恐らくそのことに少し気付いていたようですが、

  彼の例に挙げた、彼自身の体験した、「漂」の感じは

  日本人が彼を「漂流の作家」として見るときのこの

  「漂流」とは若干違っていて、その点に彼は当日講演の

 中で気付いていながらそれに触れずにそのまま話題を

 流していったのは恐らく、彼なりの時間に対する気遣い

 なのでしょう。

  その点が非常に印象に残る講演会でした。

|

« 丁  雲 講演会 | トップページ | [ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シンガポール華人の喪失と漂流:

« 丁  雲 講演会 | トップページ | [ »